テーマ:鬱病(2268)
カテゴリ:欝(うつ)について
職場を嫌う・・・辞める検討を始めました。
平成18年8月31日、午前11時過ぎに職場の上司から電話があります。 『職場復帰面談』の予定をメールしたので期日までに回答して欲しいとのことです。 月曜日は通院の予約が入っていますから、それを外せばOKです。 電話で『4回』の『職場復帰面談』の予定日を聞くと特に問題ないのでOKですと即答します。 電話を切ってからパソコンを立ち上げ、メールを確認します。 確かに上司からメールが入っていました。 電話の通り、9月から10月にかけて『4回』の『職場復帰面談』が予定されており、9月1日から毎日、一日の行動を記入する『職場復帰面談用資料』が添付されています。 『休職』で「充分な休息を取ることが最も大事な時」に、既に職場復帰の日程が組まれているような気がします。 非常に憂鬱になります。 昨日も上司からメールが来ており「『職場復帰後』は、簡単な仕事に従事してもらう予定です」とありましたので、『御一考を!』と返信しました。 『営業』なら兎も角、私の通常の仕事は『事務』です。 『炎天下の屋外で1日中作業をする』など論外ですが、私の『うつ』の回復に体力は余り関係ありません。 それよりも『環境の変化』が精神的に堪えます。 『病気休暇』から『休職』まで用意されて『職場復帰プログラム』まである公務員職場は、民間企業から見れば非常に恵まれているとは感じています。 でも「うつ」については、全く判っていません。 『楽な仕事をさせれば良い』と考えていただくのは結構ですが、『通常の仕事』に戻してもらった方が何倍も『楽』なのです。 前の職場も同じ考え方でした。 「うつ」から職場復帰したら『日がな1日、ボーっとするような事務的雑用』が待っています。 ハッキリと言って職場復帰の意欲が完全に削がれてしまいます。 「うつ」は頭が鈍る訳ではありません。 反対に『頭が廻り過ぎて歯止めが効かず内向してしまう』状態なので「うつ」が発症するのです。 その「うつ」の回復期に『簡単な仕事(雑用)』などを遣らせられては『精神』が持ちません。 『通常の状態より激しく回転している状態』で急停止させるようなものです。 機械なら完全に壊れてしまいます。 人間の頭も同じようなものじゃないでしょうか。 「うつ」の回復に必要なのは、『簡単な仕事』ではなく、『完全な休息』です。 『通常の仕事』をして、1時間毎に『完全に10分程休息する』ことが大事なのです。 また、『休職』から『職場復帰』するまで2ヶ月間、毎日の行動を記録するなど論外です。 私は、意地になって日記を書き続けていますので、『そう問題も無いか』と諦めていますが・・・。 「うつ」は過去の記憶を思い出すのを嫌います。 ですから、『キチンとした精神科医』なら、直接、「うつ」になった経緯など一切聞きません。 現状を見て判断します。 「うつ」を発症した経緯を聞いてしまったら、「うつ」患者は発症時の状況を『追体験』してしまいます。 再び「うつ」が発症した状態に『精神』が戻ってしまいます。 特に「うつ」から回復途上にある人間に『発症時の要因は?』なんて事細かく書かせる『資料』や、未だ『休職期間』にある間から『1日の行動は?』なんて書かせるのは異常なことだと考えます。 何をしているかと聞かれても、「復職に併せて充分な休息(=眠る)を取っている」に決まっているじゃないですか。 「小まめに今日1日こういう事をした」なんて考えさせるのは、「うつ」の回復を邪魔する意味しかありません。 職場復帰の直前に『健康診査会』が開催されます。 そこで職場復帰出来るか如何か判断するようです。 その『審査会』の為に必要な『資料』が、先述した『発症時の要因は?』なんて事細かく書かせる『健康診査会基礎資料』と『毎日の行動を記述させる『資料』が必要な『休職中『4回』も開かれる『職場復帰面談の記録』』です。 『健康診査会』には、レッキトシタ精神科医も参加するはずです。 何でこんなに『馬鹿げたシステム』を立ち上げたのか理解に苦しみます。 屹度、「うつ症状」の患者など診察したことのない『行政医』なのでしょう。 もし、「うつ症状」の患者を診察したことがあって、こんな『馬鹿げたシステム』を創ったとすれば、その精神科医は完全に『無能』です。 「うつ症状」からの職場復帰に必要なのは、『復帰時点の主治医の判断』。 そして極力『環境の変化』がない従来の仕事への復帰。 この2つだけが非常に重要です。 『うつ症状』発症時の状況は主治医がそれとなく聞きだしています。 それに定期的に通院しているので、『休職中の状況・行動』は主治医が一番良く知っています。 「うつ症状」の患者に『馬鹿げた『健康審査会』の準備資料を作らせたり、『休職中に4回も職場に呼び付け『面談』する』よりも、『判らなければ何度でも主治医に聞け!』と腹が立ちます。 『こんな組織は辞めよう!』 昨日のメールを受け取った時点から真剣に考えています。 公務員だと甘えていましたが、『診察したこともない『行政医』や人事担当職員の判断で、理解不能な事を遣らせる組織』などスッパリと辞めて、完全に「うつ」を治し、新しい仕事を考える良い機会なのでしょう。 40歳を過ぎて新しい仕事が見つかるか如何か、非常に不安ではありますが、この『組織』に属していたら『一生「うつ」からは回復しない』と漸く判ってきました。 取り敢えず、『職場復帰面談』を受けながら、如何するのか決断しようと思っています。 もし、会社などの組織の人事関係者で、この日記を読んでいる方がいるとすれば・・・マズいないと思いますが・・・。 上述したように「うつ」症状は、『交通事故』からの職場復帰とは違います。 非常にメンタルな部分が重要です。 そこをキチンと考えていただき、私のような状況にならないように気を付けてあげてください。 『本人から自発的に辞職を求める』ことをお考えなら、「わが組織の方法」は非常に有効ですので、御活用ください。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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