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あたしは
米国が出て来て、「漁夫の利」を狙うに決まっている、から これ以上、日韓関係を損ねる訳にはいかないと、思っている。 例え「財政の壁」を乗り切ったとしても 依然、米国には1,200兆円を超える国債残高が残る訳で。 そんな米国に、「外交の借り」を作っちゃったら 「日本が保有する米国債を、みんなチャラにしろ!」とか、言い出しかねない。 以前にも、オバマさんは、ソレを口にしたことが在る、し。 まあ 日本は、保有するだけで、「今までに一度も売ったことはない」から あんま、「変わりはない」んだけど、あたしとしては、ムッチャ腹立たしいことに違いない。 でも、ね。 最近の日韓政府交渉って、如何なのさ? 李大統領の「竹島上陸」か、「天皇への謝罪要求」か、知らんけど 日本国民が、韓国に牙を剥いた。 その時には、流石に拙いだろうと、予定されていた日韓財務相会談が「お流れ」になって 日韓通貨スワップ協定の拡充措置が、10月末の期限切れで自然消滅することになる。 それが いきなり、11月24日に「日韓財務相会談」が実施されて 「為替市場が不安定になった場合は、両国が適切に協力することで合意」って 再び「通貨スワップ協定の拡充措置」に筋道を付けちゃった。 そして 昨日25日、政府は、「竹島領有権問題で、国際司法裁判所への単独提訴の最終判断を先送りする方針を固めた」とか。 先日、カンボジアで行われた「東アジア首脳会議」に出席した野田さんは 民主党政権はレーム・ダック状態だと、どこの国の首脳にも相手にされんかったし インド首相の公式訪日も急遽中止になって、1兆2,000億円規模の「インフラ整備プロジェクトの投資契約」の調印が出来なくなっちゃったの? 首相が、「衆院解散」を口にしちゃった途端、どれ程に喫緊で、重要な外交案件でも みんな、ストップしちゃって、次の政権に、その成否が委ねられる。 外交上は、もう野田内閣に、当事者能力はない。 そんなことなんか、何処の国も判っていること。 なのに、如何して、韓国とだけは、お話が進んじゃう、わけ? 来月の韓国大統領選挙に向け、与野党の有力候補「朴槿恵」さんも「文在寅」さんも 共に、対日強硬姿勢を明確にして、再びの「竹島上陸」を表明していた、はず。 なのに 何処が、「韓国との関係修復ムードが高まっている」んだ? 何か、さぁ。 米国大統領選では、共和党さんも民主党さんも、すっごく対中国強硬姿勢の発言なんだが 実際は、誰が大統領になろーと、米国の親中政策に変わりはない、って聞く。 日韓関係も、おんなじ、ってわけ? 日本の安倍さんも、韓国の朴さんも文さんも、みんな、強硬姿勢なのに 「両国の関係修復ムードが高まっている」って、勝手に政府間交渉が進んじゃっても 誰も文句なんか言わない、じゃない。 「警察予備隊」か「国防軍」か、良く判らんけれど。 憲法第9条第2項を削除して、集団的自衛権を確保し、交戦規定を定める、とか。 「威勢だけは良い」んだけれど 憲法改正を主張する暇が在るなら、今の「対韓政府間交渉」を止めなよ。 「実現不可能」なのに「将来的な目標」とか 「ルービー」の「普天間基地移転は最低でも県外」って寝言と、どう違う、わけ? 誰が何と言ったって あたしは、絶対に「交戦権」なんか認めたくない。 あたしは、銃弾が飛び交う惨状で、人に殺されるのも嫌だし、誰も殺したくなんかない。 第二次世界大戦で、あたしたちが得た最大の成果は 「二度と戦争をしなくても良い」ってお墨付き、「平和憲法」じゃない? アレを「屈辱」と思っている人が、多いみたいなんだけど 「他国との交戦権がない」ってことは、「徴兵」されて死んじゃうことは絶対にない、ってこと。 そんな「特権」が許されているのは、世界中で、日本国民だけ、なんだよ。 何処の国だって、「赤紙」が来れば、問答無用で「兵士」にされちゃうんだ。 在日米軍に、お金を渡して居れば「徴兵」が免れるなんて、「安いもの」じゃない。 とか 言っちゃうと、自称「愛国者」って「可哀そうな人」から、無茶苦茶に非難されそーだから。 専制国家ではなく、民主主義を標榜するなら何処の国も、侵略戦争なんか認めてはいない。 それでも世界は、紛争に満ち溢れている。 アレは、全部、自衛戦争として開戦し、互いに衝突している。 だから 集団的自衛権や自衛戦争を認めると、開戦への歯止めが利かなくなる。 本性はチキンなのに、匿名のネットや人前でだけ、すっごく「威勢が良い」人が「煽る」と 直ぐに乗っちゃって、誰にも留められなくなるのが、あたしたち日本人の悪い癖。 先の大戦を振り返れば判ること。 とだけ、言っときます。 もう、ダメだ。 安倍さんが言う「日銀法改正」とか「インフレ・ターゲット3%」とか 「経済政策」に関する公約を、あたしは、すっごく「胡散臭く」感じていた。 けれど ソレで、万が一にも日本経済が再生するなら、「儲けもの」くらいに考えて 少なくとも 「烏合の衆」の旧態依然とした民主党さんや石原「維新」さん、とか 「ダレが一番?」の小沢さん、「みんなに、あたしを入れないで!」の渡辺さん、よりは すこおしはマシ、と考えた。 でも、ね。 TPP参加不参加とか、消費税増税は、所詮、現行制度の改正に過ぎない。 けれど、「国防軍」ってのは「筋」が違う。 コレは、「国体」自体の変革なんだ。 自分自身の人生の中に、「徴兵」って悪夢が入り込んでくる。 それは あたしたちの生活の根幹が、そして、死生観すら変わっちゃう、ってこと。 貴男や、貴女がとっても大好きな人や、貴方の「金蔓・働きアリ」が 或る日突然、「召集令状」を受け取って、誰かに殺されちゃうんだ。 あたしは、どビンボで、豊かな生活なんか送っちゃいない。 でも、「あたしの人生は、あたしだけのもの」って自負はある。 それを、「徴兵」なんて「バカバカしいもの」で終わらせたくは、ない。 人それぞれに、考え方は、千差万別なので みんな、一所懸命に議論した結果、「国防軍」が出来るのなら あたしは、何も言わない。 ただ、パスポートを手に、フライト・チケットを買う、だけのこと。 あたしは、自分自身が、安穏と「社会の隅っこ」で生きるためにも 「憲法第9条」だけは、議論すらしたくない。 なので あたしは、安倍自民党には投票しない、って「宗旨替え」します。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2012年11月26日 04時51分55秒
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