テーマ:たわごと(26728)
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フジテレビ系(FNN)さんの
『「イスラム国」、世界遺産都市パルミラの一部占拠』って記事を見た。 AP通信は、過激派組織「イスラム国」が シリア中部のパルミラの北部に侵攻し、一部を占拠したと伝えた。 パルミラ南西部には、古代ローマ時代などの遺跡があり 「イスラム国」による破壊が懸念されている、とか。 あの、さ。 ほんと 何を考えている、わけ? いやいや 「イスラム国」でなくて、AP通信さんが、だ。 申し訳ないけど パルミラは、廃墟なんだよ。 古代ローマ時代か、何時代か、知らんけど 次世代以降の建造物に、再利用されず残った、ただの石柱等々。 それを 砂漠の中から、掘り出して 何となく並べて見せたのが、パルミラ遺跡でしょう? そんなの。 ISILが、ぶっ壊しちゃったなら 彼らが居なくなってから、また、掘り返して組み立てればいいし。 ダイナマイトで、木端微塵にしちゃったなら 再利用されて、欠落している部分ともども 端(はな)っから、残っていなかったと諦めればいい。 あたしだって 人類の貴重な遺産が、どうなってもいいとは思っちゃいない。 どちらかと言うと そういうの、大好物で ディパックを背負って、観て廻ったクチ。 だから パルミラに限らず ペトラとか、ティカルとか、ボロブドゥールとか、アユタヤとか ぶらっと行って、ぼーっと眺めてきた。 ただ、ね。 パルミラには、生活感が無いんだ。 他の遺跡は、現地住民と渾然一体となって、彼らの生活の一部になっている。 けど、パルミラは 砂漠の中に、ぽつりと遺跡だけがある。 そこで、ベドウィンのお爺ちゃんやお兄さんが 観光用のラクダに乗せたり、お土産を売ったりしている、だけ。 そもそも 誇り高き砂漠の民ベドウィンに、定住意識なんかない? 彼らは、自由自在に、砂漠を揺蕩(たゆた)って 転々と移住を繰り返したり、交易したり、で。 たとえ パルミラが無くなったって、彼らは、充分に生きていける。 つまりは いくら、世界遺産たって パルミラを守るは、すなわち、ベドウィン・現地住人を守るを意味しない。 彼らは 平和に慣れ親しんだ、クソ…失礼、う○こみたいな、ただの理想主義者じゃないんだよ。 ISILみたいなキ○ガイが来れば 速攻で離散して、砂漠に隠れて。 バカが居なくなれば、再び、何食わぬ顔で遺跡周辺に集合する。 ならば 廃墟と、現地住民と、兵隊さんの生命と、どれが一番に重要なの?ってこと。 申し訳ないけれど あたしにとっては。 遺跡の影の昼下がり ぼーっしながら、お話ししたベドウィンのお爺ちゃん。 そして 彼を長老として尊(たっと)ぶ、物売りのお兄さんたち。 そういう ベドウィン族の生命、彼らが、ずっと続けてきた生活様式、それが一番に大事なんだ。 それに比べりゃ 廃墟が、いまさら、どうなろうと知ったこっちゃない。 グローバルな人材って あなたは、どういうヒトだと思います? あたしの田舎じゃ 英語を話せるヒトだったワケですが。 そんななら ウェールズを除く?英国人さんや、西海岸を除く?米国人さんは みんな、産まれ落ちた瞬間から、グローバルな人材になる。 いや、産まれたてなら、まだ、英語は話せん、か。 ずっと昔に お友達が言っていたのだけれど。 旅先で出会った米国人のお兄さんが アメリカは、世界中から愛されていると、喧(やかま)しくって仕方なかった、そうで。 だったら ベトナムに米国大使館があるの?って、嫌味を言ったらしい。 すると 胸を張って、あるに決まっている!だって。 こいつら…失礼、彼らは ベトナム戦争で、韓国軍が…失礼、米国軍が、何をしたのか?まるで判っちゃいない。 当然、今は ベトナムにも米国大使館はある。 ただ 自分たちが、どういう残酷な行為をしたのか?全く知らずに得意顔。 こういうのを 「グローバルな人材」って言う、わけ? やっていないことまで やったと責められちゃ堪らないけど。 せめて、どういう行為があったのか?理解して、検証しようとする。 それって 「グローバルな人材」以前に、ヒトとして、最低限の資質と思うけど? そういう 「グローバルな人材」って単語と同じに みんな、問答無用で全肯定しちゃう言葉が「世界遺産」。 これって、さ。 ユネスコなんて、クソ…失礼、う○こみたいな組織が認定しているだけでしょう? サヨクさんやら市民団体さんみたく 何が何でも反米?で。 何の実績もなく、ただただ、莫大な予算を食い潰す、国連のお荷物組織。 それが、「世界遺産」ってので、一発当てて 今じゃ、かつての国際オリンピック委員会みたいに、ただただ、偉っそう。 そもそも 各国政府が推薦した段階で、ほとんど世界遺産に認定されるワケで。 なら べつに、ユネスコなんか通さなくたって、たんに「国宝」でいいじゃない? それに 運営費の半分も出している日本が、推薦したのに ぶつぶつ喧しいクソ…失礼、う○こみたいな国もある。 ほんと、イライラして 余計に、両国間関係を悪化させちゃう? …べつに、改善したいとも思いません、が。 とにかく、いい加減 ワケの判らんユネスコ信仰と言いますか、「世界遺産」信仰と言いますか。 そういうの、止めにしませんか? もう 生きていないかも知ないけれど。 いやいや 戦闘でなく、寿命で。 それでも あたしは、ベドウィンの、あのお爺ちゃんが大事。 それは あたしが直接に会って、お話しして、あたしにタバコをくれた、から。 あたしにとって、見ず知らずの、日本の困窮者さんより あのお爺ちゃんの方が大事かも知れない。 だって 国境って、なに? あたしは 住んでいる市町村なんて、気にしたことがない。 都道府県なんて、意識したことすらない。 はぁ?県民性? どこでも、おバカは居るし、優しいヒトも居る。 そんなの どの都道府県も、一緒でしょう? なら 国だって、同じじゃないの? なのに。 海外のインフラ整備に使うくらいなら…とか 海外の困窮者支援に使うくらいなら…とか。 そのあと、決って続くのが 私たち日本人の困窮を、どうにかしたら!って言葉。 あの、さ。 あたしも、どビンボ家庭に産まれたから 貧困が、ある意味、個人の努力では、どうしようもないことを知らないではない。 けど、よっぽどのことがない限り 日本で、明々後日のお米に困ることはない。 それくらいには あたしたちは豊かなんだよ。 けれど。 実際問題として、世界には 必死に働かんと食べていけんくて 働こうにも仕事そのものがない、飢饉で仕事どころじゃない。 そういう国が、歴然と存在している。 だからって 無思慮に、彼らを支援すりゃいいとも思わない。 あたしたちの食糧支援が 反対に、彼らの人口増に結びつき、新たなる飢餓の温床を産みかねない、から。 なので、あたしは あたしの眼の届く範囲で、あたしの見た範囲で ダレかに優しくしたい。 そこに 国境なんか関係ない、人種なんか関係ない。 ただただ あたしの琴線(きんせん)に触れたとき ダレかに優しくすればいいと思うのです。 「グローバルな人材」が ただ単に、英語を喋(しゃべ)れるヒトなら それは、それでいい。 けれど。 たとえ、英語が喋れなくたって 「世界遺産」とか遺跡とか、小奇麗な言葉、無機物ばかりに拘ってないで ただただ、ヒトの生命が大事。 そんなで 国境を感じないヒト。 そんなヒトも、国際人と言うのなら あたしは、そういうヒトになりたいと思うのです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2015年05月18日 10時11分42秒
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