テーマ:たわごと(26728)
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電車に乗ると、ときどき感じるのだけれど。
最近って ヒトとヒトの間隔、その距離感に無頓着なヒトが多い? 座席がいっぱいで ドアの片隅にもたれ掛ったら、お爺ちゃんが、真ん中に、ぺたり。 近い、近い。 もう片一方に、へばり付いてくれません? 駅が近くなった、ロング・シート。 両隣の二人が立ったのに いつまでも、スマホをゴチャゴチャ、モタモタの女子大生。 あんたが立たなくちゃ ダレも座れんでしょう? どんくっさいのは、どんくさいでいい。 ただ せめて片側によって、二席ぶん空けたら、どう? 彼女が退(の)いて 端に座ったら、オヤジが臭い息して、すぐ隣に座る。 満員電車なら詰めて座るが、当たり前。 けど みんな降りて、反対側は空いてんだ。 ひとつくらい、空けなさいよ。 そして、そして。 ホームで電車を待っていると あたしの目の前を、すーっと通り過ぎる…。 おい、小娘。 キレイな…いや、澄ました顔して、あたしの鼻先を横切ってんじゃない。 泣かすぞ、こら。 まあ。 何ということもないと言えば、どうだっていいのですが。 なら、書くなよ!と怒っちゃお終いです。 だって あたしのブログは みんな、そのレベルですから。 あわや、台風直撃って日に ちょっと遠出しなくちゃならなくて。 それで、電車のなか うつらうつら考えちゃいました。 行きは、まだ、大丈夫でしょうけど 帰りの電車が止まっちゃったら、どうしましょう?って。 たとえ、電車は止まらなくても。 いまは止んでいる雨が大降りになったら?とか 強風に傘が飛ばされて、びちょびちょで目的地?とか。 そんなで 帰りの電車に乗るのイヤだなぁ、とか。 そういう びしょ濡れ状態なのに、スクーターで帰宅するとき 雨合羽(がっぱ)、いや、レイン・コートを着る意味がある?とか。 結局。 雨も降らず、目的地に着いて。 行きも帰りも 電車が止まるどころか1分の遅れもない。 お空は、曇天のまま レイン・コートを羽織るヒマなく自宅に着いた。 なんだかんだで 取り越し苦労と言いますか、たんなる杞憂(きゆう)で済んだ。 よかったね、よかったね。の、お話です。 でも、さ。 もし、駅に着いたら大雨に強風で 傘が飛ばされそう、どうしよう?で。 もし、びちょびちょ・ぐちょぐちょのまま 止まった電車に放置されたとして。 それ どれほどのこと? 豪雨に強風なら 駅周りのコンビニさんで、安物レイン・コートとか買えばいい。 駅間で電車が止まっても 大通りに出れば、タクシーを捉(つか)まえられるかも? 駅で止まれば、まんま、タクシー乗り場に直行すればいい。 なんだかんだで びちょびちょ・ぐちょぐちょなら まんま喝采を叫びながら、スクーターで疾走するのもいい。 それぐらい、時間に余裕はある。 それぐらい、お金はお財布に入っている。 それぐらい、気分的な余裕はあっていい。 べつに 何ということもない。 いつも どうしよう、こうしよう、と考えて。 杞憂に終わりました、よかったね、を繰り返す。 それで済むなら、それに越したことはない。 けど 事前に、何も考えていなくたって あんがい、どうにでもなる。 いや、不測の事態に直面したら あたしたちは、決って自分で、どうにかしちゃう。 それくらいに あたしたちは、庶民は、逞(たくま)しいと思うのです。 戦後70年を経(へ)た日本は ワケの判らん市民団体さんや、極左集団さんが作ってきたんじゃない。 あたしたち、物言わぬ庶民の 曾祖父母、祖父母が拵(こしら)えてきて 両親や、あたしたちや、その子孫が創っていくんだよ。 戦後の混乱も ドル・ショックも、二度のオイル・ショックも。 社会・経済が、たとえ、どれほどムチャクチャになろうと 黙々と全ての逆境を跳ね除けてきたのが、庶民の逞(たくま)しさ。 まあ 何が問題か、と言いますと。 台風が目前に迫っても、予定通りに行動しなくちゃいけないこと。 途上国なら 台風です。ごめんなさい。で、済むお話でしょう? 先進国は ある日、目覚めたら、いきなり、イモ虫になっていた、とか。 母親殺害の容疑に、太陽が眩(まぶ)しかったから?って答えちゃった、とか。 ほんと 不条理に満ち満ちている。 けれど 台風の日に、どうでもいい?仕事や約束を最優先するほど、不条理でもない。 これこそ 逞しさと引き換えに、あたしたち日本人が失った「理性」なのかも知れません。 国会前、学生さんの 安倍。バカか、お前は!も、どうかと思うけど。 それ以上に このままじゃ戦争に巻き込まれちゃう?やら、平和が守れなくなるよ!やら。 あたしたちの未来を、無責任に、ああだこうだ、って そういうの、止めてくれる? あたしたちを、あんま、舐めないでくれる? いつも、同じ言葉を繰り返すだけ 何ひとつ為し得なかった、学生さん・市民団体さんとは違うんだよ。 いつだって庶民は 不測の事態に直面したら、決って自(おの)ずと、どうにかしてきた。できる。 そういう、あたしたちの物言わぬ逞しさに あたしたちは、もっと、もっと、自信を持っていい。 学生さんは学生さんとして 市民団体さんは市民団体さんとして、愛国者さんは、愛国者さんとして。 それぞれ 何をしようと、お好きにすればいい。 ただ あたしたちとの距離感を、ちょっとくらい想像してみて罰は当たらない? 土足のまんま あたしたちの心の中にまで、踏み込んでくるんじゃない。 つまりは、そう。 あたしの目と鼻の先をすーっと横切った、小奇麗で澄ました顔の小娘。 泣かすぞ、こら。 そういうお話です。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2015年08月26日 18時32分24秒
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