テーマ:たわごと(26728)
カテゴリ:カテゴリ未分類
流行(はやり)に疎(うと)い、あたしですけれども
見ましたよ。 『君の…。』なんたらかんたら、って映画。 はっきり言って すっげぇよかったです。 新海さんは…。 まあ、その 『秒速5センチ…』とか『言の葉の…』とか ああいう結末が、お好きなようですので。 今回も、と ちょっとドキドキだったのですが…。 さすが 拝金主義…失礼、大手配給会社・東宝さんと言いますか。 空想科学小説の観点?からは、ツッコミどころ満載ですけど とっても切なくまとめられていました。 ジブリさんの『もののけ…』なんたらかんたらも 東宝さん配給だったみたいで。 でも、アレは 広告代理店・電○さんが、やたら絡(から)みまくって クソしょうもない…失礼、それなりにそれなりな結末になっちゃった? けっきょく 宮崎さんは何を描きたかったの?と言いますか。 お金に魂を売ってんじゃねぇぞ、って感じだったワケです。 だって たたら製鉄・ときの最先端科学と、原始的生態系が共存できるハズがないじゃない? なら どちらかが滅(ほろ)んで終わる、が、せめてもの良心でしょう? 歴史的に見れば 「たたら」に続く鉄器文明が、原日本人を皆殺し…いや、相応に駆逐しちゃったのは必定。 だったら ふるき「かみ」の終焉(しゅうえん)をもって ふるき文化、ふるき民の滅亡が描かれないとスジが通らない? なのに、なのに あの、ふたたび新芽が息吹くって、どういうこと? そういう誤謬(ごびゅう)って、さ。 宇宙空間で種子島火縄銃(ひなわじゅう)をぶっ放すみたいなものだよ。 お子ちゃま御用達(ごようたし)のハリウッドさんじゃないのですから いくら 娯楽・エンターテインメントの益体(やくたい)もないお話だって やっていいことと悪いことがあるでしょう? 何と言いますか。 お客さまに媚びるのも大概にしなよ、と言いますか。 とうぜん ジブリさんは慈善団体さんじゃありませんので 仕方ないと言えば、そうなのでしょうけど。 ほんと、あの長編アニメは あたし的には、どうしようもなくクソ…失礼、時間のムダでした。 まあ 何をどう考えるか?は、それぞれの自由ですから あなたがどう考えようと、あたしの知ったこっちゃありません。 つまりは あたしがどう考えるかも自由ってことで、そこんとこ、よろしくお願いします。 当たり前ですが。 まだ、絶賛上映中の映画ですから 結末も、お気に入り場面も、詳細に書けません。 そもそも このブログや、あたし的お気に入りシーンが 集客の多寡に結び付くとは思えませんけれども。 とにかく そういうことで。 …官憲さん怖いですし。 ただ、それでも 蛮勇を持って書きますと。 やっぱ タバコを吹(ふ)かす場面が、とっても印象的でした。 あれ 醸(かも)すでも、吸(す)うでも、ないのですよ。 ただただ ため息に伴って吐き出す。ふうーっと。 やっぱ、タバコって オンナにとっても、オトコにとっても とっても繊細な小道具だと思うのです。 いや そのときどきの感情・感傷は 紫煙を持って描くしか、描きようがないみたいな? 感情の機微(きび)も判らない…失礼、しょうもない禁煙原理主義者さんには きっと理解できないでしょうけどね。 そうやって 健康ばかりに気を使って。 ムダに…失礼、ただ長く、ひたすら長く ただただ無感動・無感傷に、人生を生きてきゃいいんですよ。 そういうヒトたちは。 あと 自転車(原付を含む)のふたり乗り。 これ 未成年者さんの飲酒と相まって どこをどう間違ったって地上波さんじゃ流せないよね? たしか 『月刊少女野崎くん』ってアニメじゃ、それをネタにしていたような。 と言うか この作品の♀主人公さんが…じつはストーカー? なので、いくら深夜アニメたって 彼女のストーカー色?を必死に押さえていたのが、みえみえでした。 けど、さ。 中学生男女の親密さって 自転車のふたり乗り以外で、どう描けばいい? 幼心(おさなごころ)が 恋心に変わる瞬間を、どう描けばいい? フレンチ・キスでもさせりゃいいのかい? いくら、道交法が大事だって ヒトの心のなかまで出張(でば)ってくるんじゃないよ。 そういう あたしたち視聴者さん、常識派さんの クソしょうもない…失礼、どうだっていい「良識」とやらが充満して。 映像文化として 深いため息も、おさない恋心も 雁字搦(がんじがら)めに自主規制、自主規制。 あたかも、スガコさんのクソ・ドラマみたいに ひたすら説明台詞ばかりがハバを利かせちゃうようになった? そんなで 何が報道の自由だって?何が良心の自由だって? ほんと どの口が言ってんだか?下のおクチ、って…ほんと、下品でごめんなさいですよ。 ですから。 結末も、お話も、とっても素敵だったのですけれど。 コア層でなく 一般的なオンナ・コドモ?をターゲットにした作品なのに 喫煙を、とっても印象的に描いて。 ふたり乗りを これでもか、これでもか、ってくらい執拗に繰り返した、新海さんの蛮勇を。 まず あたしとしては絶賛したいのです。 彼のスゴさは 繊細な風景描写、卓越したストーリィ・テラーって「だけ」に留まらず。 時代の 閉塞し切って、ダレにも、どうしようもなくなっちゃった大気に 飄々(ひょうひょう)としながら、究め付けの風穴を開けようとする。 そういうところに あるような気がしたり、しなかったり? まあ そんなところでしょうか。 と言うワケで。 このブログを読んだって 『君の…』なんたらかんたら、って映画のアラスジは何も判りませんでした、っと。 あたしは 性根(しょうね)が最悪ですけど 何もイジワルってワケじゃありませんよ。 ただ あたしはお金を払ったのに 払わないで済ませようとする魂胆が…許せない。 ただ ひたすら心が狭い「だけ」ですよ。あたしは。 ほんと スゴいです。圧巻です。思わずウルウルしちゃいます。 マッ○のランチ・セットを3回食べるくらいなら あたしは ぜひとも、この映画をお勧めします。 ただ 吉牛さんの「うな重セット」2回分だと… そっち行っちゃいますかね。…あたし、マ○ドさん、あんま好きじゃないし。 って そういうお話じゃないか。 まあ ヒトそれぞれの好き好きってヤツです。 とりあえず そういうことです。…って、どういうこと? お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2016年09月22日 14時06分38秒
コメント(0) | コメントを書く |
|