バンコク竹亭日記

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昨夜のお店での出来事です。
家族で食事をすませて帰られたばかりのタイ人のお客様が店に戻ってきました。

隣の路地に駐車していた車のバッテリーが上がってしまってスタートできないので、ブースターケーブルがあったら貸してほしいとのこと。
でも、生憎うちには用意していません。（普通はないですよね）

それで、以前に馴染みの修理工場の人に教わっていた急なエンコ時の対処法を実行。
と言っても、大げさなことではありません。

バンコクにはたくさん走っているタクシーを呼び止めるのです。
彼らはプロだから、非常時に備えてブースターケーブルや牽引ロープを常備している車が結構あるのです。

今回も店の前で通りかかるタクシーを呼び止めたら、5台目のタクシーが持っていて助けてくれました。
運転手さんもチップを弾んでもらってニコニコ顔だし、私もお客さんに喜ばれていい気分。

タクシーの運転手というと、ぼったくりなどでイメージは決して良くないですが、こういう時は使えますよ。
私も以前に路上でファンベルトが切れて立ち往生したとき、牽引ロープを持っているタクシーを見つけて修理工場まで引っ張っていってもらったことがありました。

路上エンコした車の救援サービスをしている会社もありますが、連絡して現場に来てもらうまで長い時間待つことを思えばタクシーに声をかけたほうが断然早いです。
多少チップを弾んでも費用的にも安上がり。

これもバンコク暮らしのささやかな生活の知恵のひとつです。＾＾


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