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January 21, 2007
カテゴリ：カテゴリ未分類
 たすけてほしいと 手をあわせた もうだめだと たすけてほしいと そのまえにすわり たすけてほしいと 声をあげ たすけてほしいと 観音様 観音様に手をあわせ 観音様 に 蜘蛛の糸をおろしてくださいと 泣き叫ぶ 観音様 は ただそこに 観音様 は おわします 観音様 の ほほえみに 私の闇が うきあがり 観音様 の 光は私の我を見せる 観音様 の その音は 隠していたい 私闇に振動し 隠していたい私の欲をあぶり出す 我をみよ 我を見よと 奥深いその漆黒の闇は言ってくる 外の世界と内の世界 内側の宇宙が閉ざされて 私は 私は どうして私ばかりがと 動き出す あの人もこの人も 私をなじってなじり抜いて 私をこんなにした そんな闇に固まる自分と 自分の怒り その怒りに 観音様は静かに笑う 静かに静かに あれから 何年もの月日が経った かたまってしまった心その心が溶けて 感じること 生きることを 受け入れて 何年も経った いまもなお 内観をする 観音様と恋いこがれ 観音様と手をあわせ 自分の今をつくっているのは 自分なのだと観音様に伝える 自分が受け入れ 自分が手放さない限り 自分は解放されない その事実がどんなにドロドロして なにもここまでの事を見なくてもと そう思うことであったとしても 泥の栄養を吸い上げ すっと伸び咲く 蓮の花 蓮の花を観音様に捧げましょう 人は自分の為にはいない 人を自分の幸せのために使うことはしない 私は私の為にあり 人はその人自身のためにある 私の幸せ その人達の幸せ その幸せがどうか人を巻き込みませんように みまちごうことがありませんように 生ききったときに 蓮の花は咲く ねんぴかんのんりき お気に入りの記事を「いいね！」で応援しよう
Last updated
January 21, 2007 03:18:36 PM
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