なぜ人が集まるのか
最近県内にあるさまざまな「大規模ショッピングモール」を見に行っている。 「大規模ショッピングモール」というとなかなか定義が難しいが、鉄道駅の隣接ではなく比較的駅から遠くて車で行くために大規模な駐車場が完備していて「中核店舗と専門店街」があるといった感じだろうか。 この近在では、大宮の「ステラタウン」や与野のイオンモール、新都心駅前の「コクーン」といったものがあるが、先日は羽生のイオンモールへ行ってみた。 平日の昼時にもかかわらずたいへん多くの人で賑わっていた。特にレストラン街では店舗も多くそれぞれの席数も多いだろうけれど、どのお店でも順番待ちの列ができていた。 国道122号線沿いにあるショッピングモールだ。周辺には人家もまばらだ。どこからそんなに多くの人が集まってくるのか。5000台がとめられるという駐車場を見ると、近県ナンバーも含めて結構広域から集まってきているようだ。 「シネマコンプレックス」といった小規模の映画館も併設されている。そこここにベンチも多く疲れたら休む。軽食やファストフード店が集まった「フードコート」もレストラン街とは別にあり、まさにここでは1日のんびり過ごすこともできる。 敷地面積23万平方メートル、商業施設面積8万8千平方メートルという大きさだ。専門店200店という大きな「町」は周辺の商業にどういう影響を与えたのか。人の流れはどう変わったのか。改めて調べてみたい。