例年より早く訪れた秋 青空が待ち遠しいです
今週は夏休みの最終週だったのですが、なんとほとんど青空のない冴えない一週間になってしまいました。 連日の雨模様でなおかつ気温も9月下旬から10月並みということで処暑どころか一気に秋になってしまったかのような気候です。 ここ数年ない天候不順の夏になってしまいとても残念です。気を取り直して高原を散策すると、雨交じりの天気ならではの楽しみもあります。 雨露がきれいに付着した雲の巣や花々、晴れの日よりしっとりとした色合いになるので写真映りがとても良いですよ。連日の雨・・・霧ヶ峰全般 マツムシソウ見頃(8/30)女神湖木道付近 タムラソウ見頃アキノキリンソウ見頃ススキがずいぶん目立ってきました。 まだ白い穂ではなく赤味を帯びた色合いなのですが、実はこの状態のススキは花が咲いている時期で、白い穂のススキはタンポポの綿毛のように種になったものなのです。ススキが目立ってきました近くに寄って観察すると黄色や赤い色の小さな粒がぶらさがっていて、これが花弁が退化したオシベにあたる葯(やく)と呼ばれるものです。 メシベはこの写真では目立たないのですがやがて白いとても小さなブラシのような形で出てきます。ススキの花(葯) 例年より早く訪れた高原の初秋。 青空が待ち遠しい一週間でした。