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テーマ:特撮について喋ろう♪(4369)
カテゴリ:アニメ特撮系の感想
見てきました。
内容の詳細は書きませんが、 コレで良いのかな??? パンフレットに水木しげる先生のインタビューが載っています。 そこには、こう書かれてあります。 (ご覧になっていかがですか?)と言う問いの答え 水木『おもしろいですよ。79点。 80点が合格点だから、これはいい方。 確かに、水木先生は『合格点に近い』とは言っておられます。 が、 『合格』ではないんです!!! それが重要です。 私、この映画見て思いました。 たしかに、妖怪を含む、脇役キャラのニオイ。 水木ワールドを詳細に描いています。 そして、 戦闘シーンも悪くはない。 結構、ウエンツ瑛士さんも、ガンバっておられました(^_^)b 音楽の付け方なども、 アニメを彷彿とさせる感じ。 演出的には、全く問題ないと思います。 が。 ストーリー的には、納得できるモノではありません。 この映画には、いくつかのお話があります。 0.開発により、破壊が進む。 1.妖怪石を巡って、鬼太郎VS妖狐族(きつね) 2.妖怪石に出会った人間家族の話 3.鬼太郎が、人間の娘に恋心 こんな感じ。 これらの話が、連続して流れているわけではなく、 ある意味『並行状態』で、進みます。 完全に、横並びのために ストーリーとして、かなり『浅い』 そのため、散漫とした印象があります。 ナゼこの様な状態になったか? 一番の原因は、『鬼太郎の登場の少なさ』です。 1~3の話には、必ず鬼太郎が存在します。 ですが、 『鬼太郎の気持ち』『心』が表現されていないために 連続性を全く感じることが出来ません。 そのために、 なんだかモヤモヤ感が残ってしまいます。 まぁ、最終的には ハッピーエンドなんですけどね。 そして、一番納得できないのが 『ストーリー0』である。 コレがすべての元凶である。 が、 話のすり替えで、鬼太郎VS妖狐族となってしまっています。 本当はこの『0』にこそ『結末』をつけるのが、 『本当の水木ワールド』です。 なのに、ない。 私の感じ方では、鬼太郎のニオイの演出では あきらかに同じ水木妖怪を使った『妖怪大戦争』よりも、 格段に上です。 水木ワールドそのものと言って良いくらい。 が、ストーリー的には、 いくら子供を対象にしているからと言っても、 『コレはないだろ!!』っていう感じです。 実際問題として、 ヒロイン役の井上真央さん、およびその家族。 コレ、必要ないんですね(^_^; 子供向けとして、投入するにしても せめて、家族のだれかが『問題の発端』になって欲しかったです。 とまぁ、いろいろ書いていますが。 結構、『鬼太郎ワールド』としては、良くできています。 まずは、 ねずみ男。 もう、大泉洋さんを見たら その印象しか出ないかもと思うほど、 絶妙です(^_^)b 猫娘 田中麗奈さん。 ファンならヨダレたらすほど、足見せが多い(^_^; もう少し、スカート長くても良いかも。。 って思ってしまうほどですね。 ちなみに、『戦闘モード猫娘』スゴイです!! 砂かけ婆 室井滋さん。 ご本人かと思うほど、ハマってます。失礼m(__)m 妖怪そのものですね(^_^; 子なき爺 間寛平さん。 見た感じの雰囲気は悪くないんだけど。 もう少し、活躍が見たかった感じ。 ゲゲゲの鬼太郎 ウエンツ瑛士さん 最も不安でしたが、熱演と言って良いでしょう。 途中、お笑いもすることがあり コレで良いかも。と思わせる感じですね。 目玉おやじ 田の中勇さん 当然声ですが、なんと言っても 目玉おやじと言えば、この人ですから。 39年だそうです。 その他妖怪も、無理に特殊メイクすることなく CGを混ぜながら、かなり良い感じです。 とまぁ、こんな映画です。 出来れば、 ストーリーをもう少し分かり易く並べ直しと追加を行い ディレクターズカット版でDVD発売して欲しいところです。 地上波放送する時もね(^_^)b お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2007年04月28日 15時29分51秒
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