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カテゴリ:ドラマ系の感想
内容
喜代美の創作落語が終わり、 弟子達の『地獄八景亡者戯』 四草、もっとあほらしいにでけへんか 小草若、自分のないモノやろうとしたらアカン お前の明るい高座、楽しみにしてくれてるお客さんがおる 遠慮せんとおもいっきりやったらええ 草々、お前の落語については、何も心配してヘン 落語と同じように若狭も大事にしてやらなアカン 草原、お前がいてくれて、ほんま助かった お前という一番弟子がいてなかったら、あんなバラバラな連中 どうにもならんかった それぞれが、師匠に言われ自分らしく演じた弟子達 すべて伝わっていた。 そのことを知っているかのように笑顔で草若は逝く。。。。。。 今回のファインプレーは、 糸子『ちょうど5人おるんやさけえ、5人の弟子のかわりにおくってやらな なるほどね。 それよりも 地獄で待っていた正太郎おじいちゃん。 草若が来ると言うことで、『高座』が用意されていた。 という、 地獄八景に出てくる『ネタ』を利用したオチ。 この方がちょっとひねった感じかな。 まぁ出来れば、、、女将さんに出て欲しかったけど。。。。。 でも、、、、『弟子の会』の続きですね。。。 結局、終わりまで 徒然亭が伝わっていくことだけでなく、 『らしい最期』だったと思います。 悲しくなるのは普通だが、落語を利用し 師匠の気持ちが伝わってきた感じでしょう。 1つ気になったのは、 喜代美の落語のオチがどうなったかが分からないこと。 どんなことになったんだろう。。。。 最後にちょっと、追記しておきます 『地獄八景亡者戯』 ココで言うところの『地獄』とは、 よく言う『地獄』ではなく、別物です。 『六道輪廻』という言葉が仏教にはありますが、 その『六道』の『要』の場所とでも言った方が良いでしょう。 そこで閻魔様に審判を受け、 極楽に行ったり、地獄に行ったり、 再び人にもどったりと。 そんな場所です。 さて。。。『地獄八景亡者戯』 死んだあと気がつくと、そこには亡者の列。 様々な亡者がいるモノで。 ある若旦那なんか、面白いモノが無いからと フグの肝を食べて、団体さんでやってきたり。 口の卑しい男なんて、ひとりだけいいものたべたつもりが コロリと。... そんな亡者がたどり着くのは、 あちらに行けば、地獄という三途の川。 それぞれに、死に方を判断してもらい 渡し賃を船頭にわたし、、、、川を渡ります。 フグを食べて四苦八苦。..などと。。 するとそこは賑やかな場所。 様々な亡者達が、楽しんでいる繁華街のような場所に。 歴代の名役者達が芝居をやっていたり、 噺家達が、笑わせていたりと大賑わい。 極楽ならぬ『獄楽』です でも、亡者達は、審判を受けねばなりません。 閻魔様の前に呼び出された亡者達 生きている時の行動によって、極楽か地獄かと沙汰があります。 しかし、今回はラッキー。 閻魔様にとって、ちょっとした日なので 多くのモノが恩赦を受け極楽へ それでも許されないモノが4人選び出され地獄へと送られる。 さて 地獄へ送られた者たちだったが、 釜ゆでにしても、針の山に登らせても まるで楽しむかのように。... そこで閻魔様、大きな鬼食べさせてしまう。 が、、、4人は腹の中で大暴れして鬼を困らせてしまい。 そして、、、サゲへ そんなお話ですね。弟子達のやっていたことが 少しでも理解できたらと。。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2008年02月16日 22時37分44秒
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