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カテゴリ:ドラマ系の感想
『なぜ、面影寺の跡取り息子が、佐渡神社の石階段の下で死んでいたのか
『文化財が招く殺意!!京の古寺が落ちた罠 内容 3年前、梅閣寺で盗まれた京都府指定文化財の掛け軸。 発見され修復が終わり、池永副署長(船越英一郎)が運搬することに でもどうも乗り気ではない池永。 梅閣寺の和尚とは、子供の頃『お世話』になった仲だった。。。 そんななか、事件が発生する。 佐渡神社の石階段で若い男の遺体が見つかる。 調べると、近くの面影寺の住職・黒川道念(河原さぶ)の ひとり息子黒川裕之(川上英四郎)だった。 石段には、ハイヒールのゲソ痕。 そのうえ、被害者の靴の中から妙な破片が見つかる。。 そのころ池永は、梅閣寺の住職・駿河勝己(石山輝夫)から 現在の文化財のあり方を聞く。。。 文化財を保存し、そして閲覧してもらうためには デジタルコピーするのが主流となっていると告げられる。 でもその事で、息子・義勝(大沼遼平)とももめていると、、、 そのため、そのコピーのデータの著作権のこと、および商品化で、 すでに著作権が切れているため、所有権しかないという会社側と 裁判沙汰にまでなっているという。 そして梅閣寺と同じくデジタルコピーでもめている面影寺・ 双方に関連のあるデジタルビューローという会社の社長である 古賀ゆたか(根本りつ子)が捜査線上に浮かび上がる。。。。。 しかし、、、被害者と、古賀は利害関係が一致し、動機が見あたらない。。。。 敬称略 子供の親への思い。。。。 その思いは、すれ違う。 でも、、そのすれちがいと、この反発は、 同じ思いを持ちながらも、悲劇を引き起こしてしまうのだった。。 と言う感じですね。 お話自体は 『京都』と言う場所を舞台にしているために 良い感じの『イマドキのネタ』。 文化財をコピーできるのか? ですね。 キーワードは、 『いくら伝統をコピーしても 伝統を守り続けてきた思いまではコピーできない。』 父の言葉を思い出す。。。それが結末を招いてしまった。 かなり面白いネタですが。 ただ、ドラマとしては、少し複雑なんですよね。。。 島『容疑者が必ず犯人になるワケじゃない。。助かりましたよ の言葉じゃありませんが、 容疑者となる人物が多すぎて、 ミスリードが凄いことになってしまっているんですよね。。 そのうえ、 真犯人が見えない状態という。。。 ドラマとしては、かなり思い切った『カタチ』になっています。 もしかしたら、、、を感じながらも、 『動機』そして、その時の『状況』をまったく想像できないという、 ちょっとしたセリフの中に、 あれこれ入っているのに、 それをかぶせるカタチで、別のミスリードを投入!! わたし的には、『やられた!!!』という感じです。 だから、面白いことは面白いんですよね。 そのうえ、凄かったのは 池永の『ヒラメキ』のきっかけが、 娘との『ケンカ』というのも絶妙!! 逆に、この部分だったから、 最後まで犯人を魅せないようにすることに成功した感じだ。 もう少しシンプルでも良かった気もするが、 池永の『親としての気持ち』を重ねているので、 ドラマとしては、本当に良い感じだったと思います。 それにしても、、まさか最後のオチが。。 拓海の告白、、、って、、、、 署長が絡んでいないのが、気になりますよね。。。 これまでの感想 第7話 第6話 第5話 第4話 第3話 第2話 第1話 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2008年08月21日 22時12分10秒
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