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カテゴリ:ドラマ系の感想
『沈黙のカナリア』
内容 衆議院議員・後藤新次(大沢健)の議員会館の事務室で、爆発が発生した。 政策秘書の中村忠是(磯部勉)が死亡。後藤議員は、九死に一生を得た。 公設秘書の松岡京介(眞島秀和)によると、 最近脅迫状が頻繁に送られてきたという。 右京(水谷豊)亀山(寺脇康文)らも駆けつけ、 鑑識の米沢(六角精児)から話を聞くと。 2種類の物質を混合させて爆発させる『バイナリ爆弾』の可能性があった。 すると、右京は、付近に散乱している胡蝶蘭の花を見て、 使われるはずのない土を見て、土と栄養剤による爆弾を考えるのだった。 探っていく中、、、胡蝶蘭の鉢植えを配達した人間と、 それ以外にも、関わっている人間がいることが分かってくる。 だが、それらは全員。何者かに指示されていたようだった。。。。。。。 一方、美和子(鈴木砂羽)から、後藤の過去を聞いた亀山。。。 そして、右京は推理する。狙われていたのは議員ではなく、中村。 敬称略 ある衆議院議員。 その事務室で発生した爆発。。秘書の死。 誰が狙われたのか?? そんななか、実行していたのが、 ワーキングプアと呼ばれる人々が、、日雇い派遣を利用して犯行。 あまりに綿密すぎる計画。 そこに、、何があるのか? と言う感じですね。 社会の変化に伴い、貧困が生まれた その中に発生した事故。 それにより、死の連鎖が生まれ、恨みが生まれた。 が、実は、、、、恨まれていたモノもまた、後悔を。。。 それは、すべて『償い』のカタチで現れていた。 それに気付かず、、殺してしまうと言う。 なんだか、やるせない、『相棒らしい』オチ。 確かに、死は発生したが、それにより救われたモノもいた。 それもまた、一つのやり方であったというのが、 これまた、秘書らしい面白い部分でもある。 そこに、現在の貧困層を絡めて、 秘書という立場にまで上り詰めたモノによる犯行というのも、 切なさを誘う部分でもあろう。 事件自体も、ミスリードもあり、 面白い感じであったのだが。。。 どうも、気になったのは、中盤あたりから、、、 松岡と会話する、特命係の2人。 というのを、 CM、および他のカットを入れて、 3連続で行ったこと!! これ、、 どう見ても、不自然ですよね。。。。 そのほかにもカットがあって、整合性をとるために 何とかあれこれしているように見えますが、 逆に、足りないモノも多い感じに見えてしまっています。 きっと、 事務室で出会ったアタリ(20分過ぎ)から、 その後の『ネタフリ』の間に入れようとして、 上手く編集できなかったような印象だ。 お話自体が良かっただけに、 違和感をもう少し消して欲しかったモノである。 これまでの感想 第2話 第1話 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2008.11.05 22:34:43
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