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カテゴリ:ドラマ系の感想
『仕事人、死す!!』
内容 小山内家の留吉(大富士)を仕留め損ね、かろうじて始末した源太(大倉忠義) だが、その現場に、同心の伝七(福士誠治)が現れるのだった。 伝七から逃げ、主水(藤田まこと)涼次(松岡昌宏)に助けられた源太。 そこへ、小五郎(東山紀之)が刀に手をかけ現れる。 “2人とも”やるつもりだったという。。。それが、仕事人。 『いつまでも半人前扱いしねえでくれ』 そうタンカを切って立ち去るしかない源太であった 翌朝、伝七が、源太と作太郎(前田航基)の店にやってくる。 主水の証言で疑いも晴れたようだった。が、そこに1人の女性。 お富(浅野ゆう子)は、20年前に生き別れになったと言う。 そして、、数日後、ふたたび現れたお富は、 実は、源太は、油問屋・大津屋の跡取りであると言い始めるのだった。 まさかとは思いながらも、現れた“母” 作太郎は、だまされていると疑いはじめるのだが。。。。。 そのころ、南町奉行所では、筆頭同心・坂本(宇梶剛士)が、 同心たちを集め、江戸に“近江の女狐”という詐欺師が入ったと伝えていた。 その人相書きを見て、伝七は、お富に似ていると思うのだが、、 笑顔を見て、、、迷ってしまう伝七そして、、小五郎。 そんななか、お富の言ったとおりに、大津屋を訪ねるのだが、 主人・政右衛門の話は、お富とは全く違う。。。。。。 よく分からない状態の源太。 すると、作太郎から、 お富が、末吉(岡本光太郎)以蔵(菅田俊)と悪だくみをしていると聞かされる。 それでも“疑うよりも信じたい”という源太。 しかし、大津屋は押し込みに遭い、付け火。。。。 そこで作太郎は、なけなしの金を持ち “おとっつあんを、助けたいんです”と。。。。ほこらの前へ。。。。 お菊(和久井映見)は、了承する。 敬称略 “仕事”に悩む源太。 それが、仕事での失敗を生む。 かろうじて、仲間により助けられるが。 そんなとき、母と名乗る女。 が、その女、、、自分の前では優しいが、その本性は。。。鬼 母なのか?鬼なのか?? 源太は決断する!!! 3週間ぶりに再開された“仕事人” どんな顛末になるかと思ったら、 やはり、公務員、、、中村主水の証言は強力で、 信じ込まされるというミラクル! 強引ですが、意外と納得出来ますよね。 そんな話の流れで、 ナントカ源太を助けたい...と言う仲間たちの気持ち。 その一方で、 入れば入るほど抜けられない“鬼の道” 主水『人は鬼になれる。でもな、鬼は人には、なれねえんだよ』 仲間が思う、『救いの道』は、 『鬼の道』へ、納得させ進ませること。 と言う感じである。 多少、強引な印象も受けるが、 コレはコレで納得感があるのが、面白いところだろう。 そこに、“母”というアイテムでの葛藤だ。 浅野ゆう子さんのメリハリの利いた演技もあり、 素晴らしい緩急ですよね。 逆説的ですが 源太が迷う気持ちを見事に演じきっています。 “延長”という、 このシリーズ的には、どうかと思う感じではあったが、 キャラの使い方に、無駄が無く。 源太をメインに描き込んで、 回りを上手く他の人たちでまとめている。 無駄に、ゴタゴタ動く、涼次、小五郎というネタもなかったし(笑) 思った以上に、キレイまとまっていた印象だ。 っていうか、 結局、メインの決め撃ちをキッチリすれば、 “ドラマ”は、良い感じで見ることが出来るようになると言う事だ。 『いちいち情にほだされてたら、やってけないんだよ.裏稼業はさ。』 まぁ、、 長すぎるラストのドラマは、サスガにくどさを感じましたが そこそこ良かったかな。 これまでの感想 第10話 第9話 第8話 第7話 第6話 第5話 第4話 第3話 第2話 第1話 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2009年04月10日 22時47分51秒
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