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カテゴリ:ドラマ系の感想
『黒星』
内容 小坂留美(松下由樹)は、15年ぶりに、町井春枝(渡辺梓)と再会した。 話をするうちに、春枝は 警察学校のもう一人の同期・国広久乃(川上麻衣子)のことを話題にする。 仲が良かった3人。。。。のハズだった。 翌日。臨場要請を受けた倉石班。。。春枝のアパートだった。 浴槽の中にある春枝の遺体を見て、ショックを受ける留美 昨日は、専業主婦をしていると笑顔だった春枝なのに、、、 2年前に離婚してひとり暮らしをしていた。 自分がイヤな顔をして、酷いことを言ったから。。。。自らを責める留美。 “幸せの押し売りは辞めて” だから、春枝は、自ら命を絶ったのではと。 検視を終えた倉石(内野聖陽)は、死亡推定時刻に、謎の人物の目撃情報もあり 状況が“あまりにもそろいすぎている”と、他殺と断定するのだった。 立原(高嶋政伸)は、坂東(隆大介)の反対を押し切り、 ある見立てを元に、春枝の周辺の徹底捜査を命じる。 一方、春枝が送ってきた絵はがきに、何か思いが込められているのではと、 なんとか、春枝の思いをくみ取ろうとする留美。 そんななか、春枝の葬儀で、久乃と夫・国広輝久(春田純一)と再会。 同期の3人の憧れの的が、輝久。 。。。現場の所轄・杉並北署の副署長となっていた。 しかし、捜査本部では、どれだけ調べても、春枝以外の指紋の検出が無く、 男の影も見えないことから、“見立て違い”を考えはじめている者もいると、 一ノ瀬(渡辺大)は留美に話すのだった。 そのころ、倉石は、現場にあったペンダントについて調べていた。 春枝には似合わない、銀のペンダント。。。。。 そしてついに、坂東らの徹底した聞き込みの末、ある人物が浮かび上がってくる。 敬称略 劇中にも取り上げられていたように、 明らかに“第2話”と、お話はかぶっている。 再会と、死、、ですからね。 そして“関係者”である。 その違和感はありますが、 立原『お前の勘が当たってたってことだ、一ノ瀬』 とあるように、 逆説的に、一ノ瀬の成長を見たと、、、言えなくもない。 ま、それは 倉石『あまりにもそろいすぎている』 も、また、同じですけどね。 ネタフリとしては、今までのことを利用しながらも、 キッチリと、描き込まれていると考えることは出来る。 立原『今度はあんたが丸裸になる。覚悟していただく』 これもまた、明らかなネタフリである。 そう! いくつかミスリードをしながら、 結構楽しい、、、いや、一風変わった警察モノとしての描き込み。 そういうことだ。 だから、『第2話』とかぶっていても、楽しさがあるのだ。 正確には、『第2話を下敷きにし、進化させた物語』なのである。 ドラマとしては、 15年の時間が生んだ、それぞれの変化。。。そして、闇。 『同期』という同じポジションにいたはずなのに、 変わった。。。。3人。 その思い『すれちがい』が生み出した事件。 だから 部下のための黒星。。。 徹底的に、思いをくみ取らせ、そうして、小坂留美を納得させなければ。。。。 倉石の優しさと、検視官の役割を 見事に重ねきったお話だったと思います。 ほんと、変化球だよね。 『黒星』っていうのも、良い感じだけど。 バレバレなのは、少し気になりますけどね。 ま、いいや これまでの感想 第7話 第6話 第5話 第4話 第3話 第2話 第1話 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2009年06月03日 22時00分04秒
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