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カテゴリ:ドラマ系の感想
『24時間以内に、裏切った恋人と結婚式を挙げられたら1億円』
『最後の…冴の正体ゲームの謎 内容 黒宮が、“今度のプレイヤーは私が選んでおいた” と、、モニターに清水萌(入山法子)を映し出す。 氷室冴(釈由美子)は、驚くが、何か意味があるのだろうと。 しかし、冴が席を立った瞬間、モニターに映し出されたのは“冴” そんな中、冴は、萌の前に現れ “24時間以内に結婚式を挙げられたら1億円”とゲームを提案する。 相手は、萌の恋人、警察庁キャリア青柳隼人(荒木宏文)だった。 見せられた映像には、 大物政治家・金田隆明と、その娘・彩花(有坂来瞳)の姿。 隼人は彩花と婚約したよう。 それでも“信じてる”という萌は、ゲームを受けるのだった。 部屋に帰ってきた隼人に、萌は、5年前の事件を持ちだし、 明日結婚すると言い寄るのだった。 2人の姿をモニターで見ていた冴は、“馬鹿な人”と、、、 すると、黒宮は、 今回のゲームの意味を話し出す、 “愛は全ての人間を愚かにする。 それを確かめたい.”と 信じたいのに信じる事が出来ない。 そんな自分が許せないと、命を絶とうとする萌の前に冴が現れる。 “何をすれば、信じたことになるのか”と問いかける冴。 が、逆に、、“本気で人を好きになったこともないクセに”と。 動揺する、冴。。。。 タイムリミットが迫る中、隼人が決断をしたのを見て、 萌の元に向かい、明らかに命を奪おうとしていると萌に警告する冴。 そして、、、、たどり着いた教会で、2人は。。。。 敬称略 恋人を信じたい。 でも、、、どうしても最後の最後まで信じる事が出来なかった。 いや、信じたいからこそ、決断をした女。 一方で、恋人のことを愛している。 でも将来を考えれば、捨てるしかない。。ただ、過去が邪魔をする。 過去を暴露されれば、全てが終わってしまう。 男は、、決断する。 お互いに疑心暗鬼になりながら、、、、 自業自得、、そして、罪と罰 相手を愛すぐがゆえの悲劇的な決断、、、そして結末。 それを見た瞬間、冴は、、 自分の中の失われていた記憶の断片が蘇り。。。。。 そんな感じだ。 信じるか、信じる事が出来ないのか。 そのはざまで、悩んだ恋人達の物語。 そこに、氷室冴というキャラを、少しだけ描いた。 “わたしも同じだった。愛する人を信じ切れず、失った。 だから今ここにいる これから生きていく限り、あなたは自分を責め続ける 彼を信じ切れなかった自分自身を でも、その十字架を背負いながら生き続けることが あなたを守ろうとした彼のために出来るたったひとつのこと。生きて。 “真実という名の幽霊は、時に信じるモノの前に姿を現す。 物語としては、愛の物語ではあるのだが そこにある疑心暗鬼が、 良い感じのサスペンス感を演出している感じだ。 なかなか、最後まで、楽しませてくれた感じである。 若干、結末が見えすぎているのは、サスガに気になるんですけどね ただ、それを打ち消すくらいの 入山法子さん、荒木宏文さんの演技だったと思います。 それにしても、このドラマ 序盤は、正直、、何がやりたいのかが見えにくい感じで、 “愛”というキーワードを使った、“世にも。..な物語”なのか? そんな感じでしたが、 徐々に、“愛”を様々な形で、ある意味真剣に描いたドラマだったと思います。 たしかに、かなり変質的なモノも含まれてはいましたが、、 そういう暴走もまた“形”でしょうから、 1つのドラマとしてのオモシロ味はあったと言えるでしょう。 時に、ベタに、、、時に、、、妙な感じに。。と。 ただ、今回。途中で黒宮が言っていた、 “ゲームに関わりすぎてはいけない”。 その部分なんですよね。 物語によって、冴の関わりに“差”があるため、 妙な違和感を覚えるモノや、明らかに誘導しているモノ そう!“ゲーム”は中立であるべきなのに、 結末に誘導するという、、、、、出来レース。。。 そんなのが一部あるように見えてしまったこと。 ここだけは、どうも、スッキリしない感じ。 ま、、、 最もスッキリしないのは、誰も1億円を獲得していないこと なんですけどね!! ネタと展開次第では、ゲームとしてのオモシロ味が もっと生まれた可能性もあっただけに、 全体的に楽しめたモノの、、、、ちょっと、もったいない感じがします。 これまでの感想 第12話 第11話 第10話 第9話 第8話 第7話 第6話 第5話 第4話 第3話 第2話 第1話 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2009年07月17日 18時04分01秒
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