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カテゴリ:ドラマ系の感想
『猟奇的な親子』
内容 参観日に、お父さんのことを書いた飛鳥。。ニューハーフ。。。だと。 そしてショックの母・浄美(山本未來)は倒れ、再び誓った飛鳥。 乙女心を封印し、日本男児になると。 あの小学校時代から数年。日本男児として確立していた飛鳥(岡田将生) ある日のこと。都塚りょう(夏帆)から、“パパになって下さい”と言われる。 小さい頃から世話になった託児所のお手伝いをして欲しいと言う事だった。 なぜか付いてきた有明大和(瀬戸康史)と橘充太(佐野和真)とともに、 りょうの家に向かったところ、突然、謎の大男(高田延彦)が現れる! その大男。。。りょうの父・猛だった。 3人の男の姿を見て、軟弱と酷評。 りょうからエプロンを着けさせられていた飛鳥に至っては“みっともない”と。 その後、りょうと共に託児所に向かった飛鳥。 子供達のリクエストで遊びをするのだが、、、なぜか、レスリング!? どうやら、りょうと父との遊びと言えば、子供の頃から格闘技三昧だったという。 そんなりょうの奇妙な部分を見て驚くばかりの飛鳥。 ひとりで父を待つゲンくん(澁谷武尊)へのおやつと言えば、ジョッキに生卵!? 飛鳥は、りょうに代わってメルヘンチックなホットケーキを作り満足する。 適当に作ったら偶然出来たとごまかす飛鳥。 だが、そんなとき、りょうはつぶやくのだった。 明後日の父の誕生日に何か作ってあげたい。。。。。 帰宅後練習しようとするが、父・猛からは辞めろと言われてしまうりょう。 “男子厨房に入らず!” そんななか、剣道部の臨時コーチとして猛がやってきた。 昨年全国一となった飛鳥さえも軟弱と言い切り、 部員達を含め“鬼軍曹”による、猛特訓が開始される!!! 特訓初日が終わり、帰ろうとしていると家庭科室に灯りが。。。りょうだった。 家では台所に入ることも出来ず、練習をしていたのだった。 “やれるだけやってみようかな” 翌日。校舎の屋上で悩んでいる飛鳥に、友人の充太が声をかけてくる。 飛鳥が乙女趣味を持っていることを知ったいた充太は、 “オトメンは恥ずべきことって言ったでしょ。 でも、女の子に守られたまんまの方が、恥ずかしいことなんじゃない。 オトメン飛鳥ちゃんにしかできないことがあると思う” その助言により、飛鳥の気持ちは固まる。 猛に勝負を挑み、1本とることが出来れば聞いて欲しいことがあると! 敬称略 今回も、面白いですね。 もちろん、キャラのギャップということだけでなく。 岡田将生さん、夏帆さん、、2人からかもし出される『力』 絶妙な雰囲気と、バランスで成り立っていますよね。 一瞬。。。 俳優の雰囲気やイメージなどで物語を書く、“アテ書き”かと 錯覚してしまう感じで。。。 良いですね、こう言うの。 もちろん、演技がいいのも言うまでもないことですけどね。 正直なところ、 原作未読の私が見ても、“ニオイ”を感じることが出来ます。 ま。それはさておき。 今回は、 りょうと出会ったことで、 自分の中に“何か”が生まれつつあるのを感じ始まる飛鳥。 まさか。。。を感じつつも、 りょうの姿を見て、徐々に惹かれていく。 どうしても、助けたい! でも、“日本男児”飛鳥として、それ。。“料理”の手伝いは絶対出来ないこと。 そんなとき、友人・充太の思惑は別として 充太の言葉が、飛鳥に決断させる!! と言う感じですね。 飛鳥の葛藤を、母を絡めて丁寧に描き、 その一方で、りょうと猛の関係もキッチリ描ききった。 そして、まるで、、少女マンガとは思えない雰囲気の(笑) 男同士の勝負の後。。。 飛鳥“オレを頼りにして欲しいんです オレは料理が得意です 甘いものだって大好きなんです あなたに出会ってずっと隠していた化けの皮がはがれて やっと気づけたんです。 それに、一生懸命頑張る都塚さんは、ステキです そんな都塚さんの前で自分に嘘をつき続けるなんて出来ない 僕にもあなたを守らせてくれませんか 丁寧に飛鳥の葛藤を描ききっているからこそ、 自分の中の変化も含めて、オモシロ味のある展開となっていますよね。 で、、あとは、、 りょう“グダグダ言わずに、相手の誠意に応える それが、おとこ気ってもんじゃないんですか っていう、良い味もあり、 見事なキャラの描き方と、物語の描き方だったと思います。 描き込みと、積み上げ方が、素晴らしいモノがあります。 キャラがキッチリ感情を出しているだけでも。 十分ドラマとして楽しめているのに。 そのうえ 猛“控えめな態度、そして優しさと気配り。まさに良妻 ケーキに“質実剛健 猛“りょう、いつか飛鳥くんに嫁に来てもらいなさい。 あいつは良い妻になるぞ~ など、ちょっとした小ネタも、キレています。 素晴らしいですね。ほんと。 雰囲気からして、今回で、メインの人間関係は ある程度描いたということでしょうから、 これからの展開次第でしょうが、 個人的には、現在イチオシかもしれません。 これまでの感想 第1話 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2009年08月09日 00時57分26秒
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