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カテゴリ:ドラマ系の感想
『美人画浮世絵の秘密珠玉の時代ミステリー天才絵師! 喜多川歌麿最愛の妻、変死の謎』 内容 江ノ島で茶屋に入るなどして絵を描く絵師・喜多川歌麿(水谷豊) だが、その絵が江戸で人気になればなるほど、 質素倹約を旨とする寛政の改革を推し進める者たちに、 目をつけられはじめていた。 そんな中、、1つ事件が起きる。 嵐に襲われ高波に飲まれてしまった深川一帯。 多くの人が亡くなった嵐。。。。 その荒れ果てた町に、分不相応の男が知人の絵師の妻を心配し訪ねてくる。 その男。。。秋田藩江戸詰・平沢常富(小野武彦)の話を聞き応対する、 番屋の南町奉行所同心・仙波一之進(中村橋之助)と配下の菊弥(山本太郎) やがて、絵師の家を見つけるのだが、血痕。。。。 “火事や大水につけ込んだ盗み”の疑いがあり、女は連れ去られたようだった。 ほどなく、その女・おりよ(鈴木杏樹)は、変わり果てた姿で見つかる。 あきらかに、なぶり殺されたよう。。。。 そこに、絵師が帰ってくる。。。江戸で評判の絵師・喜多川歌麿だった。 歌麿は、妻・おりよの姿を見て嘆き悲しむ。。。。。 後見人を名乗る江戸一の版元・蔦屋重三郎(岸部一徳)をして、 その歌麿の姿をただ見ているしかない状態。 “ゴロツキ”の仕業と考える蔦屋であったが、 仙波はおりよの見つかった現場で拾った“ドクロ根付けの印籠”が気になる。 ゴロツキにしては、立派すぎる印籠。。。。 やがて、仙波は上司の与力・佐野平太郎(島田順司)から、妙な話を聞く。 歌麿から“病死”の届けが出たため、それ以上の深追いをするなと。 どうやら、“上”からの通達のようだった。 そのうえ蔦屋の一存で、歌麿らが暮らしていた家は取り壊されてしまった。 “歌麿の絵を守るため”と蔦屋は言う。 当の歌麿は、おりよの死で錯乱、どうにもならなず墓を掘り返す勢いだと。 そこで故郷の栃木で休養を取るという話を仙波に伝える。 だが、、、歌麿は、襲ったのは松平定信の手の者と見て、復讐を企んでいた。。。 そんななか、新たな事件が発生する。 歌麿を江ノ島に呼んだ近江屋の手代・吉太郎(片桐竜次)が殺された! 近江屋への押し込みで、殺されたのはタダひとり。。。。金もほとんど取らず。 同僚の安井才蔵(田中実)から、ご禁制の絹織物が大量に見つかった程度だと。 明らかに妙な事件だった。 上司の命令を無視した仙波は、母・おもん(市原悦子)に江ノ島に行くと告げる。 そのころ、栃木の一心和尚(藤田まこと)の近竜寺で世話になっていた歌麿は、 蔦屋から情報収拾をしていた。 江ノ島の旅籠の主人、使用人(大島蓉子)から、 吉太郎が旗本に頼まれ、歌麿の画会を開いたという証言を得た仙波。 が、、その帰り、刺客(福本清三)の襲撃を受ける! 撃退に成功した仙波。 その後、湯屋でおこう(鈴木杏樹)と言う女が、仙波に接触してくる。 指定された場所に向かうと、、、蔦屋と平沢と絵師・春朗(原田龍二)が居た。 蔦谷に誘われるがまま、吉原に向かうと、、、、 何かに取り憑かれたように絵を描く歌麿の姿。 そこに連れてこられた、、おこう。。。亡きおりよとうり二つであった。 そして、また事件が発生する。御菓子司・東雲に押し込み。 被害にあったモノはいない。。ただ、ご禁制の砂糖が見つかったという。 と同時に、 火附盗賊改頭・長谷川平蔵(古谷一行)の名指しで仙波は火盗改へ出向。 同じく火盗改・中山格之助(保阪尚希)も協力してくれることになる。 一方、襲った男の片割れが見つかる。だがすでに殺されていた。 現場から、おりよの持ち物も発見される。、、、、そして、長谷川平蔵宛の文書。 仙波は、明らかに“敵”の中に取り込まれたと知る。 そして、今度は、。。。なぜか、古着屋が襲撃!やはり今回も狐面。 そこには、妙な絵が。。。。。長谷川平蔵は、歌麿を疑いはじめる。 残された童唄を手がかりに、歌麿との繋がりが分かってくる。 だが、本当に歌麿なのか???剣の達人だと言うが。。。。 敬称略 公式HP http://www.tv-asahi.co.jp/utamaro/ 喜多川歌麿の妻が何者かに殺された。 嘆き悲しむ歌麿は、改革を推し進める松平定信への復讐を誓う! 一方、その事件を追う一人の同心・仙波一之進が居た。 キレ者の仙波は、ただの盗っ人の仕業ではないとふみ、 事件を追っているうちに、敵の正体の大きさを知り始める!! そんな感じですね。 簡単に言えば、 時代劇。。。喜多川歌麿など、、 その時代の人物達を絶妙に組み合わせた『2Hサスペンス』ですね。 かなりたくさんのミスリードも含まれているため、 最後の最後まで楽しむことが出来た感じだ。 そのうえ、、、俳優さん達の豪華なこと! なんだか見ていると、 このTV局で、様々なドラマに出演されている方々が大量出演! 凄いことをやっちゃってますよね。 もちろん、『2Hサスペンス』なので 事件解決が必須であり、主人公は、、、あくまでも、、同心・仙波一之進である。 オモシロ味であるとともに、歌麿へのミスリードなどにも使われているのだが、 ただそれがねぇ。。。 アレ??主人公は、歌麿じゃないの? と言う気持ちが邪魔しちゃって。。。。 そこを、どのように捉えて良いのか、ホント分かりません。 かなり、面白いドラマだったので、、、、ま、、これはこれでいいかな。。。 個人的には、8話程度で、連ドラ化できたような内容だっただけに、 その意味での、、、『惜しいことを。。。。』って言う気持ちが勝っています。 もったいないなぁ。。。。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2009年09月13日 01時31分16秒
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