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カテゴリ:ドラマ系の感想
『生きてこそ…』
内容 ペニシリンを作り出してしまった仁(大沢たかお) その行いにより仁の評判は高まっていく。。。 そんななか西洋医学所を敵視する “本道”医学館の奥医師・福田玄孝(佐藤二朗)が訪ねてくる。 奥医師の多紀元えん(相島一之)が、仁に来いと言っているという。 反対する洪庵(武田鉄矢)、松本良順であったが、了承する仁。 呼ばれた仁は、多紀から素性をと詰問される。 口ごもってしまう仁であったが、勝(小日向文世)によりつけられた“供” 龍馬(内野聖陽)恭太郎(小出恵介)が、何とか誤魔化そうとする。 そんなとき、奥医師の福田が、腹痛で倒れてしまう。仁の見立てでは胃潰瘍。 多紀に手術を申し出る仁。 やがて、佐分利(桐谷健太)咲(綾瀬はるか)もやって来て、 多紀が見守る中、医学館にて福田の手術が開始される。 そして、、、緊張の中、手術は成功。 そのころ、西洋医学所に奉行所から同心がやってくる。 女郎殺しの現場に、佐分利のメスが見つかったというのだ。 病を患っていた女郎の腑分けをしていたという佐分利。 本来お上の許可が必要な腑分け。。。。 “国のため、道のため”と 医学の進歩のため必要と訴える佐分利であったが、 その行いを不明であると洪庵は、自らも弟子の佐分利とともに、 医学所を去ることに。。。 それは、明らかに、仁が招いてしまったことであった。 ショックを受ける仁。 “私がたきつけたようなものです” 玄朴、洪庵らに、責任を負うことを伝え、医学所を立ち去ることを仁は告げる。 それですべてが終わったかに思えた。。。 だが、仁の身に迫る刺客の影!!! 敬称略 命を救いたい。 ただ、そんなことから始まったはずだった仁。 それがやがて、、、神の薬“ぺにしりん”まで、生み出してしまった。 やっていることが、正しいかどうかは分からない。 だが、仁の行いは自然と評判を生んでいく。 その評判を良く思わない者たちが、ついに。。。。 っていう感じだ。 今まで丁寧に盛り上げてきたからこそ こういった、高い評判だけでなく、 やっかみというのが生まれるのは自然の流れだし 良い感じのオモシロ味が見えている。 たとえ、正しいことであっても、その行い自体に恐怖感を感じるもの。 特に見たことのない“技術”ならば、やっかみは人として普通だ。 人間の気持ちのやりとりこそがドラマなのだから、 すべてが上手く動くわけではないと言うことで、 主人公を中心のドラマとして、良い盛り上がりになっている感じだ。 一応、、自分のしてきた行動も考えていますし。 ただまぁ、 “自分の死”を連想させる言葉の連呼は、どうかと思いますけどね。 どういう理由で、こんな事になっているのかは分かりませんが、 何らかの“結論”のためのネタフリだとしても、 第2話あたりで、今を生きることを考えはじめたはずなのだから、 なにか、、違和感を感じます。 とりあえず、盛り上がってきたのは確かですから こういった方向にもドラマが広がるのが分かっただけでも 様々な可能性が見え、満足感はあった感じである。 これまでの感想 第5話 第4話 第3話 第2話 第1話 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2009.11.16 00:13:06
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