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カテゴリ:ドラマ系の感想
『損して得とれ』
内容 両替商の大坂屋の銭札をつかい、 なつめ(佐藤江梨子)は化粧品に、呉服と買い物三昧をしていた。 逸馬(福士誠治)は、あまりの大盤振る舞いを奇妙に感じる。 実は、、、なつめ。。。大坂屋の銭札を買っていたのだ。 10両預ければ1両利息が付き、利息を先払い。。。 奉行所でも、坪井(小倉一郎)らも不審に思い、調べはじめていたのだった。 一年間は換金が出来ないという。。。 そんななか、ついに大坂屋に預けた金が返ってこないという事件が発生する。 江戸市中では、“騙り”ではないかという噂が起き始め、 奉行所にも訴える人が殺到をはじめてしまう。 そこで坪井は逸馬に命じ、大坂屋へ向かわせるのだった。 大坂屋加茂兵衛(菅田俊)の話では、 やましいことはなく“騙り”ではないと言い張る。 そのころ、母からもらった嫁入りの金も含めすべて換金したなつめ。 佐和(井上和香)に泣き言を言うのだが、、 逆に“損して得取れ”という助言をもらうのだった。 一方、信三郎(斎藤工)が数日前に助けた男。。。。名前を言おうとはしない そこへ、馴染みの芸者小春姐さん(島田珠代)がやってきて、 ようやく思い出すのだった。。。。太鼓持ちの金太郎(小倉久寛)!! それは8年前の事件。大坂屋の先代が何者かに殺された。 疑われたのは今の主人・加茂兵衛と、、、金太郎。 が、当時、老中になったばかりの水野の力により、もみ消されていた。。。 金太郎が大坂屋の手の者に襲われたと白状したことから、 逸馬、信三郎は、大坂屋に何かがあると踏み、、、。。。 敬称略 今回、、、一番安心してみることの出来るお話でしたね。 大雑把に言えば、 なつめも巻き込まれた、詐欺事件! ってことである。 ま、、どこかで聞いたような。。『実録!』って感じであるが、 その事件に隠れた、悪党達の思惑。 そして、8年前に犯していた事件の真実!! と、、様々な事件を解決する逸馬である。 ただ、事件よりも、 実際のところ、 なつめを含めた、女性陣のやりとりが、 今までになく生き生きとしていて、 そこに、逸馬、信三郎を巻き込んでいる印象が強いですね。 おかげで、 かなり楽しいお話に仕上がっています。 女に弱い逸馬。 嫁姑戦争に巻き込まれる信三郎 ようやく、物語に脂がのってきた感じがします。 あ。。。 当然、オチも、、いいですよね。いねさんから始まり、、、 なつめ。。。転んでもただでは起きない!!ですね。 結局このドラマって、 事件解決の爽快さを表現する部分もあるのだが、 人間関係の面白さも、秀逸なんですよね。 それらを、どれだけ混ぜて表現され、 そこに楽しさを感じるのが、醍醐味と言って良いでしょう。 今期になって、 事件を表現するあまり、脇役キャラの表現が少なかったですが やはり、『オトコマエ!』が面白いと言う事を再確認したお話だったと思います。 これまでの感想 第10回 第9回 第8回 第7回 第6回 第5回 第4回 第3回 第2回 第1回 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2009.11.22 07:56:10
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