レベル999のマニアな講義

『釘抜き地蔵殺人事件
　死体の首に刺さる怨みの五寸釘！残された爪あとの怪』

内容
柊（中村梅雀）と妻・春子（古手川祐子）が、とげ抜き地蔵に参っていたところ、
血塗られた五寸釘を発見してしまう。
行天警部補（原沙知絵）の報告で、
綴れ織りの会社“月乙家”の社長・月乙正次郎（水上保広）が奉納した絵馬から
抜き取られた五寸釘と判明する。
そんななか、近くの竹林から、正次郎の死体が発見。
クビには、索条痕と五寸釘が刺されたような痕跡があった。
やがて目撃証言から、死体が発見された車に乗り込んだ女性がわかる。
会社の織り手のひとり藤川由貴子（持田真樹）であった。
しかし、途中で下車し、その後のことは知らないと犯行を否認。

行天の調べで、由貴子と正次郎の複雑な関係が分かる。
正次郎により、由貴子の父が追い込まれ自殺、
その後、父の会社の従業員は、正次郎の会社へ。。。
由貴子も、契約社員として雇われるようになったという。
そんな由貴子は、正次郎から男女の関係を迫られていたことも判明する。

が、同時に、由貴子の目撃情報。
岩田峰子（伊藤かずえ）と夫・孝治（梶原善）によれば、由貴子は１１時に帰宅。
柊は考える、会社を出たのは８時半。。。。時間差はいったい何なのか？
すると、正次郎の長男、秀夫（浜口望海）が、
９時頃から１０時半に二条城で話をしていたと証言する。
ギリギリのアリバイ。。。

数日後、秀夫が、正次郎とほぼ同じ手口で殺害。
由貴子にアリバイを聞くと、少し曖昧。。。
すると、次男の滋夫（斉藤陽一郎）が、デートをしていたと証言する。
そして驚くべきことに、正次郎、秀夫、滋夫が、由貴子に迫っていた！！

数日後、、、、再び事件。。滋夫も同じ手口で殺された。
そして同じく残された、ぎざぎざの擦過傷の謎。

そんなとき由貴子が、自殺を図ったという情報が入る。
まさか、恨みを晴らし終えて？？？

が、、、由貴子を知っているという少女・亜紀の証言で、事態は急転！！


敬称略




発生した、猟奇的連続殺人事件。
最終的に疑惑の女性が自殺を図り。
迷宮入りかと思われたが。。。。。


ま、そんなところですね。


サスガに、細かい部分では、
昨今のこの手のドラマとしては、穴があるのですが、

細かいところは、もういいでしょう。


良い感じで、ミスリードし、
謎の証拠を残すなど、定番ネタであっても

１時間のドラマと思えないくらいの詰め込み方で、
結構、面白く見ることが出来たと思います。

若干、遺産相続が絡まっているのも、楽しいですね。


個人的に、ちょっと驚いたのは、裁判員裁判だったのか！！

当たり前である。そうだよね。。

考えてみれば、主人公が検事なのだから
そういったことであっても良いわけだ。

ま、それ以前に、法廷を出さないのか？？という
ヒヤヒヤ感が。。。。（笑）



今回から、１時間ものになるわけですが、
思った以上に、テンポが良かったし、丁寧さも見られ、
本来、無駄だと思える部分も、、タイミングもいい感じ。。。と

良いまとまりだったと思います。


ただまぁ、、何度も書くが、ウラがウラだからね。。。もったいない

これまでの感想
第１話