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カテゴリ:ドラマ系の感想
『2つの顔をもつ刑事…凶悪な真犯人を闇で裁く』
内容 西山耕平、、、というナイフを持った男をナントカ取り押さえる男は、 遅れてやって来た来栖淳之介刑事(平山浩行)たちに注文を付けていた。。。 神奈川県警捜査一課強行犯4係の班長・伊達一義(堺雅人)。 “仏の伊達さん”。。。そう呼ばれるほど、優しく、、、一見頼り無い男だった。 次の事件でやって来たのは、、河川敷。 被害者は子供(貴島康成)。。。。胸部には銃創 鑑識の久遠健志(錦戸亮)たちによると、急所を外されていた。 犯人は、泣き叫ぶ状態を見たかったよう。。。。 その様子を見て、悲しく、頼り無い背中を部下達に向ける伊達であったが、 新人の宮城あすか(杏)は、感じていた。。。“怒り”を感じると。。。。 やがて、被害者の名前が判明する。河相満。 泣き叫ぶ母・美津子(中込佐知子)。。。。 そして警察に怒りをぶつける父・勇造(小市慢太郎) “もっと真剣に捜してくれていれば。。。。” そして久遠から、使われた銃についての話を聞く伊達。 改造銃。。。。 威力を試すための標的とされたようだった。 一方、捜査一課長の井筒将明(鹿賀丈史)から、 伊達があすかの世話係となった理由を知る。 あすかの亡き兄・宮城夏樹とコンビを組んでいたため。。。。。という。。。 そんななか、改造銃を作ったという男・木内亮(細田よしひこ)が出頭してくる。 大学生の木内は、高校時代の同級生の新垣豪太(山根和馬)から、 作って欲しいと依頼されたという。 止めたにもかかわらず、被害者を撃ち続けたと。。。怖くなり逃げたという木内。 その直後、前科のある新垣が逮捕され、指紋の付いた銃も発見される。 新垣の証言では、犯行時の状況はまったく逆。撃ったのは木内。逃げたのは新垣。 だが状況証拠は、すべて新垣に向いていた。 “木内にハメられた”という新垣だったが。。。。。。。 井筒たち捜査一課は、木内の父が検察庁の幹部と言う事もあり、 木内の証言を高いと考え、新垣を容疑者として逮捕状の請求を考え始める。 そのころ、木内の証言に疑問を感じ始めた伊達は、あすかを連れ現場へ。 そして西山を逮捕した時の言葉を思い出す。。。。どこかに、カメラが。。。。 カメラに残された映像中の音声から、木内の犯行と断定した伊達であったが、 井筒から手渡された“木内の供述調書”は、明らかに“真実”とは違った。 すべては、、、上からの圧力。。。。。事件ではなく事故となってしまった。 憤りを感じる伊達、あすか、そして、、、井筒たちだったが。。。。。。 まったく手出しが出来ない状態。 警察では、裁けない。 敬称略 公式HP http://www.fujitv.co.jp/JOKER/index.html “あんたらは解決しなくても、終わりに出来るかもしれない でも、残されたおれたちは、そうはいかないよ。 “この怒りや、悲しみを、誰にぶつければ良い? 犯人が捕まるまで、おれたちの時間は、永遠に止まったまんまなんだよ。 苦しみは続く、なのにその痛みを和らげてやることが出来ない。 “神隠し”を待つしかないのか。 そんなとき、伊達が。。。。。。。 って感じである。 大雑把に言えば、“怨み屋本舗”や現代版“必殺仕事人” それ以外にも色々とアル、、、“打撃天使”。。。 そんな系統ではあるが、あくまでも“仕事”ではなく、 主人公の刑事の心の中にある“苦しみ”“悲しみ”“痛み”が、 一線を越える。。。 と言う流れになっている。 差し込まれる苦悩も表現されているし、 犯人の残酷さ、異様さもキッチリ表現されている。 そして、、最も重要な、遺族の苦しみ。。。。 かなり丁寧な描き込みだったと思います。 あまり言いたくありませんが、“同枠の前作”より格段に良い感じである。 “法から逃れたモノを裁く、それだけだ。 おまえに、あしたは来ない。 そして見事に、裏と表を演じきっている堺雅人さん。 表の時の対比となる、、、あすかの存在も抜群。 かなりバランスの良いお話ですね。 いくつかの部分。。。 組み込まれている“いくつかの過去”らしき部分や、 今回の事件自体の“始まり”など 色々と分からないところが多いし、荒いところもあるため、 フラストレーションを感じる部分もあることはあるのだが それを、物語の面白さが、補っている感じですね。 痛快さ、爽快さを感じるのも良いところ。 “悪党を倒してえなら、悪に染まるしかねえんだよ” なかなか面白いドラマだったと思います 最後にヒトコト。 今回は、細田よしひこさんで、、次回は、、、、 なるほどね、 誰を出してくるか? も、楽しみの1つなのかもしれませんね。 ホントは、堺雅人さん、錦戸亮さんも、、この系統だが、、、(笑) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2010年07月13日 23時10分37秒
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