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カテゴリ:ドラマ系の感想
『下駄貫の意地』
内容 事件の捜査で、溝が深まってしまった政次(橘慶太)と下駄貫(前田健) まだ金座裏にやってきたばかりの下っ端の政次が、許せない下駄貫は、 後輩の波太郎(石塚義之)伝次(寺井文孝)を相手に酒を飲み愚痴っていた。 そんな金座裏付近では、匕首を持った5人組のひったくりが幅を利かしていた。 よろず婆さん(五味多恵子)から金をせびっているところを、 彦四郎(小柳友)が見かけ、注意したが、 リーダー格の男・春太郎(中山卓也)が匕首を取りだしひるんでしまう。 その現場にやって来た、政次、亮吉(中尾明慶)が捕らえようとしたが、 逃げ足が速く取り逃がしてしまうのだった。 宗五郎親分(松平健)は、手先の連中に捜索するように命じるが、 どうしても、、政次を跡継ぎにと言うのが気にくわないこともあり、 単独で捜索を開始する下駄貫。 一方で、番頭格の手先である八百亀(苅谷俊介)は、そんな下駄貫を気にかける。 それでも、何とか政次の鼻を明かしてやろうと、 娘・お夏世(秋山奈々)が、冷静になるようにと諭しても、必死になる下駄貫。 そんななか、松阪屋のおれん(児玉絹世)が、5人組の襲撃を受ける。 常盤町の宣太郎親分(石倉三郎)だけでなく、おれんまで匕首で刺されてしまい、 そして金品を奪われてしまうのだった。 現場に、偶然居合わせた下駄貫が、5人の追跡を開始。 ついに、、、とある店にたどり着く。 番頭(藤岡太郎)に頼み隣の部屋に入れてもらい分析する下駄貫 春太郎をリーダーで、、、 あとの4人・令吉(鈴木信二)豆蔵(椎名鯛造)らは雑魚。 1人で、何とか取り押さえようとしたのだが。。。。。。 敬称略 “おとっつあんは、大好きな道を全うしたんです” いままでで、最も衝撃的なお話でしたね。 政次にライバル心を抱く下駄貫 いや、本当は分かっていた下駄貫。 でも自分なりの意地を見せようとしたところ、、、、 ってことですね。 かなり悲劇的な展開。 そして、とんでもない、、悪意。 徐々に暴走していくのも、キッチリ表現されているし そこに下駄貫と政次の関係。 最終的に、政次の覚悟に代わっていくのだから、 もの凄く重い物語だが、 本当の意味で、、、最も重要な物語と言えるだろう。 そう。。。大転機である。 それだけの覚悟を表現するだけのお話だったと思います。 それにしても、、重いですね。 たしかに、1つの展開として、そういうコトも考えていましたが、 まさか、、この最終回前で、こんな事態になるなんて! アッサリと展開していくのかと思っていただけに、 ちょっと、ビックリしています。 でも、考えてみれば、 現代の刑事モノでも、この手の展開自体は良くあるわけで そう考えれば、ベタベタなお話だったと言えます。 それでも、良く描き込みましたよね。 下駄貫が1人追跡しているのに、金座裏では、、、 食事風景だけで、切なさがありますよね。 でも、最後にヒトコト。 もう少し、、下駄貫の踏ん張りが見たかったですけどね。。。 涙が良いだけに、ちょっともったいない感じ。 これまでの感想 第11回 第10回 第9回 第8回 第7回 第6回 第5回 第4回 第3回 第2回 第1回 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2010年08月08日 21時16分55秒
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