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カテゴリ:ドラマ系の感想
『熱中症』
内容 コンサート会場を押さえた後藤(東山紀之) コレで、ホントに再デビューできると大喜びにファイヤー だが当然のことながら、ソウシンのメンバーは戸惑うばかり。 結局、桃子(多部未華子)が、何とか説得すると言う事になってしまう。 そこで忙しく仕事。。。 診察をさせて、それどころではないようにしようと考えはじめ、 上手く。。。“リーダー”後藤を誘導する。 大喜びで、診察をしまくる後藤。 そんななか、後藤が選んだひとりの患者を選び出す。 ソフトボールの部活中に突然倒れ、 笑いが止まらなくなったという遠藤彩夏(木南晴夏) 後藤は、“コレも研修”だと、桃子に診察をさせるのだった。 体温などから、熱中症の可能性を考えた桃子。 だが、そううつ病の可能性を考え、精神科での診察を勧める。 すつと、突如、桃子に怒りをぶつけだし収拾がつかなくなってしまうのだが、 本木(大倉忠義)が間に入り、何とか治まる。 その後、動悸がして倒れるという症状がたびたび発生。 町谷(小池栄子)が診察をして、パニック障害と診察し治療。 だが、退院はしても、再び運ばれてくるの繰り返し 検査をしても良く分からず。 次に運ばれてきた時には、片頭痛、片麻痺という症状。 くも膜下出血では無さそうだが、どうしても原因が見いだせない。 そんなとき、後藤は、一つの可能性を考え、 彩夏と一緒に絶食を始めると。。。。。。。 敬称略 コンサートのために、必死に診察を始める後藤。 そうすれば、ソウシンのみんなにダンスの時間が取れると。 そんななか運ばれてきた患者。 桃子たちが、どれだけ検査をしても、病気の原因が見いだせない。 問診の結果などを聞いた後藤は、ある病気の可能性を考え。。。。。 って、、、、こと、で良いのかな?? 実をいうと、 何をメインにしたかったのかが、良く分からなかったんですよね。 後藤の過去を語るためのお話 桃子に診察をさせるためのお話 はたまた、ソウシンのメンバーに後藤を見せるお話 でも結果から見えたのは、 頑張る後藤と、ちょっとした患者の青春物語。 う~~~ん。。。。 病気を診るという点では、一つのネタで回っているのだが、 どうも、後藤の気持ちが、みんなの伝わった感じでもなければ、 イマイチ、、、桃子に伝わったことさえ、、、曖昧で。。。 結局、ドラマとして、どの部分を盛り上げたかったのかが、 ホントに良く分かりません。 次回予告という結果論から考えると 後藤を頑張らせて、ダンスを忘れさせるつもりが 頑張っている後藤に心うたれて、みんなにダンスをさせよう! に桃子が変わってしまう。 という、、ミイラ取りがミイラになる、、、状態。 物語に、ブレのようなモノがあるんじゃないんだけど、 テーマの絞り込みに失敗しているような気がしてならない。 やっぱり、 中年なのに、いまさら再デビュー!?(失礼) という強引な、いや、意味不明な設定が 足を引っ張っている感じがするんですよね。 たとえば、氷室。 ほかのメンバーは、曽根事務長の指摘でも分かるように ソウシンでの“仕事”に魅力を感じ始め、 自分なりに頑張ろうとしている姿が描かれている印象なのだ。 だが、氷室は違う。 前回、、、あれだけのことをしておきながら、 今回は、バカばかり。 序盤で、後藤の能力になにかを感じたはずで、 頑張ろうとしているような部分がある一歩で、 ダラダラしているのも良いかな。。と言う部分もあるんですよね。 この表現は、キャラ表現としては正しいが、 連続ドラマの中で考えれば、存在の意味自体が意味不明で 後藤からの影響を受けていないのでは?と感じられる部分である。 メインキャラがコレだから、 頑張っているはずのほかのメンバーへも、疑惑が向けられるという。 どうも、演出上の不備というか、そういうモノがあります。 そこに再デビューというネタを盛り込むモノだから、 進んでいるはずなのに、何も変わっていない印象があり、 何がしたいのかが、分からなくなってしまっているというのが 正直なところだろう。 他にも、後藤自身が、どれだけの能力があるのかが、 今回の他の診察から見て取れる一方で、メインでは分からないというのも キャラにブレを感じ、良く分からない部分である。 今回も、あれこれやりすぎて、結局、ワケがわからなくなっている。 単発のドラマとしてのオモシロ味はあっても、 連ドラとしての意味不明さが、、、どうしても突破できていない感じだ。 次回。大きな転機となるようだが、 患者の診察をしながら、そんなこと表現できるのか????? これまでの感想 第6話 第5話 第4話 第3話 第2話 第1話 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2010年08月29日 22時10分37秒
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