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カテゴリ:ドラマ系の感想
『悪事を見抜いた鑑定人・敦賀』 内容 敦賀に入った老公(里見浩太朗)一行は、その状態を見て驚きを隠せなかった。 実は、先年の大津波で鞠山藩は疲弊。。。。領民達も困窮の極みであった。 そんななか、浪人者たちの襲撃を受ける老公一行。 助さん(東幹久)格さん(的場浩司)の奮闘で撃退するも、 浪人のひとりが、言った言葉を老公は聞き逃さなかった。 “高山惣右衛門”という人物と間違われ襲撃を受けたようだった。 その争いで、足をくじいた八兵衛(林家三平)のため、 通りがかりの宮大工・佐五郎(長江健次)が、杖を作ってくれる。 どうやら娘・お菊(川嶋紗南)とともに、萬心寺の改修普請に向かっているよう。 楓(雛形あきこ)も合流したこともあり、 敦賀まで、少しにぎやかな旅路となる。 旅籠に到着後、老公は、かつて江戸で会ったことのある、 骨董品の鑑定人・高山惣右衛門と、間違われたことが気に掛かるのだが、 宿の女将の話で、若き藩主・酒井忠菊(木村遼希)が、 領民救済のために、酒井家代々の宝物を売り払おうとしていることが分かる。 同じ頃、萬心寺に到着した佐五郎、お菊親子だったが、 住職の芳悦(火野正平)から、あれこれ言われ寺の修理を断られてしまう。 その後、老公らの泊まる旅籠で泊まることになる親子。 翌日、老公は、酒井家の宝物が収められている萬心寺を訪ねることにする。 襲撃されたことに何らかの意味があるのではと感じたからだった。 惣右衛門のフリをして寺を訪ね、宝物を見せて欲しいと話す老公だったが、 だが鑑定は明日の約束だと、住職の芳悦から断られてしまう。 そのころ、自分たちの旅籠の呼び込みをしていた八兵衛は、 宿泊客の中に、目利きの出来る若い男(伊嵜充則)がいると分かり。。。。 その日の夜遅く、萬心寺で火災が発生し、宝物庫が焼け落ちてしまう 翌朝。事態を知り、明らかに妙なタイミングを不審に感じる老公は、 弥七(内藤剛志)に、、、調査を命じるのだった。 同じくして、役人達が旅籠に押し寄せてくる。 現場でお菊の櫛が見つかったと、付け火の疑いで捕縛にやって来たのだった!!! 楓の機転で難を逃れたお菊。話を聞けば、火付けをする現場を見たと言う。。。。 一方で、佐五郎は娘が不始末をしでかしたと考え、罪を被って出頭 死罪を申し渡されてしまうのだった。 その後の弥七の調べで、萬心寺住職・芳悦と鞠山藩年寄・横山宗達(中田博久) そして廻船問屋の有賀屋(丸岡奨詞)が、 宝物を売りさばき私腹を肥やしていたことが分かってくる。 ようやくカラクリが分かった老公は、無実の佐五郎を救うため 八兵衛が、布団部屋に押し込めてしまった若い鑑定士・二代目惣右衛門を呼び、 事情を話した上で、協力を要請し。。。。。 敬称略 今回は、敦賀。 若き藩主が領民のために、宝物を売り払おうとしていたが、 宝物が収められている寺が燃えて、宝が消失。 実は、宝物を売りし服を肥やした輩が。。。。。 って感じである。 最後の殺陣部分で、宮大工親子が入っていないことからも 彼らの存在が、少し中途半端であるが、 ま、、、藩主も、鑑定人の扱いも中途半端だから、 これは、これらすべてをひっくるめて。。。。 と言う風に捉えた方が良いのかもしれませんね もう少し宮大工親子。。。特に佐五郎との交流を描いていれば、 もっと良い感じの人情モノだったとは思いますが、 藩主の物語も描かなくてはなりませんし、 仕方ないのかもね。 物語の流れと、表現しようとしていた要素自体は悪くないので、 もう少し、どこかに絞り込んでいれば、 間違いなく、もっと面白かったでしょう。 悪事まで中途半端に見えてしまっています。 最近は、現代ドラマでも、同様のことが起きてしまっているが、 “水戸黄門”でも、、、ということなのかもね。 ま。悪くはないのだが、描き込みが甘いので 深みを感じにくいんですよね。 上手くやれば、2時間でも出来るネタだったろうに、 ちょっともったいないですね。 次回は、信楽 日本海に出るまでは、駆け足でしたが、 出てからは、結構ゆっくりしていますね。 と言っても、、、一県一県ということなのでしょうが。。。。 これまでの感想 第8話 第7話 第6話 第5話 第4話 第3話 第2話 第1話 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2010年12月06日 20時54分40秒
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