レベル999のマニアな講義

内容
その日、、、元判事の新堂謙介（橋爪功）は、友人で
警備清掃会社“モリカミ総合管理”専務、丸島喬（林隆三）のもとを訪ねていた。
先日まで、五島列島で暮らしていた新堂。
娘・高部千鶴（岩崎ひろみ）が出産するという連絡を丸島から受け、
１０年ぶりの帰京をしたのだ。
ある事があって、１０年間、新堂は娘に会っていなかった。
そのため千鶴だけでなく、夫・直哉（長谷川朝晴）に会わせる顔がないと、
会うことさえためらう新堂。
そして孫、、、赤ん坊の顔を見るかどうかも、ＮＩＣＵにいるため悩んでいた。

それでも島の友人。。美容師、峰安子（かとうかず子）の後押しもあり、
丸島のはからいで、丸島の会社の社宅で住み込み
当分の間、東京に滞在することを決めるのだった。。
そして千鶴が入院する病院で、丸島の仕事の手伝い。。。清掃作業をすることに。

そんななか入院患者・田島勝子（大島蓉子）と同僚清掃員・吉田のトラブルを
年の功の弁舌と、元判事の分析能力を活かし、見事解決する新堂。
働きはじめた初日から、難敵の患者の問題を解決してくれたと
田島と同室の入院患者、水泳のインストラクター、森村奈保子（小野真弓）
看護師の野崎桂子（濱田万葉）田川由紀（二階堂千寿）からの信頼も得てしまう。

それでも新堂に、親友の丸島は、千鶴に会うようにと説得するが。。。
今は会えないというばかりの新堂。
１０年前。。判事の仕事にかまけて、妻の病気を見抜けず。妻は亡くなった。
そんな父に、千鶴が愛想を尽かし家を出ていったのだ。

やがて、千鶴と親しくなっている入院患者のひとり。。奈保子が
２ヶ月前にひき逃げされたと新堂は知る。
そして１週間前、奈保子のことを調査していた探偵・田代邦夫（山賀教弘）が、
多摩川の河川敷で撲殺されていた。
そのため玉川西署の徳田松雄（石倉三郎）刑事が、奈保子へ聞き込みに来ていた。

何か引っかかるモノを感じた新堂は、元刑事である丸島のツテで、
徳田刑事に接触し、トラブルの事情を知ることに

外食チェーン石山食品会長・石山辰二郎が亡くなり、
遺言書に書かれた遺産相続でトラブルになっているという。
長男で社長の石山義和（中西良太）には土地家屋と、山林など。
専務と結婚している娘・大塚敦子（山下容莉枝）には、伊豆の別荘と株券の一部。
運転手の田中幸三（高橋長英）には、現金５０００万
そして奈保子には、、、２億。。。。
亡くなった石山会長には愛人・森村つる代がおり、、その娘が奈保子だった。
ほぼ価値の無いモノばかりを相続させられたと、
まさかの遺言に義和たちは、知り合いの弁護士・甲本信一郎（西田健）を使い、
奈保子の身辺調査。。。。それが田代の仕事となっていた。

状況を理解し始めた新堂
どうやら徳田刑事たちは、奈保子と恋人・杉原（山口翔悟）を疑っているよう。。
何とか解決してやりたいと考える新堂は、
奈保子と親しくなっていることもあり、石山家との話し合いに出席するが、
話し合いは決裂してしまう。

やがて、奈保子のひき逃げが、田代がやったと判明し。。。。。


敬称略



娘の入院する病院で働く元判事の男。
知り合いとなった女性が巻き込まれた事件に興味を抱き。。。。

って感じですね。


まあ。。。内容は定番ネタ。特に『月曜ゴールデン』では、ベタ中のベタ。

イヤ正確には、『元判事』ってのは、『元検事』『元刑事』とは違い、
この手の作品では、あまり見たことがないですが。。。。

橋爪功さんを使った新シリーズ。。。だそうである。



内容自体はベタだし、橋爪さんと言う事もあり
ほとんど『ハズレ』はない、、、ドラマだったが、

最後の解決部分は、好みがあるだろうけどね！！


どうしても気になったのは、
『判事』である理由が、分からないんですよね。

特徴が無いって言うか。。。
『検事』とどう違うんだろう？？ってことです。

橋爪さんである限り、検事だろうが、弁護士だろうが、刑事だろうが
それこそ、新聞記者、雑誌記者であっても、、、、良いような。。。。。

それどころか、『元』である必要性も。。。。。


それにしても、、

なんだろ、、これ、、、どうしたいんだろ。。。
良い雰囲気なのは確かなのだが。。。。。

某局の橋爪さんのドラマのようで。

でも、『次』に期待。。。かな。