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カテゴリ:ドラマ系の感想
開局80周年記念ドラマ“見知らぬわが町” 『大牟田・ある家族の物語・少女が開けた過去の扉炭鉱町の現実を描く』 内容 福岡県大牟田市に住む竹本望美(忽那汐里)は、 夏休み最後の日、あてもなく町外れに自転車で出かけた。 すると見たことも無い巨大な建物が、目の中に入ってくる。 立ちすくんでいたところ、犬に追いかけられ、建物に迷い込んでしまう望美。 なんとか、抜け出せたモノの。。。なにか引っかかるモノを望美は感じる。 その後、家に帰るが。。。。億劫だった。 母が亡くなっていることもあり、 父・正一(杉本哲太)に不登校のことをいろいろと言われ不愉快だったのだ。 “自分の気持ちも知らないくせに”と。 入学してすぐ、ちょっとしたことがあり高校に行けなくなってしまった望美。 それからというもの、父には黙って街の図書館で時間を潰す毎日を送っていた。 翌日、どうしても“あの建物”が気になり始めた望美は、図書館で調べ始める。 するとすぐに、何かが判明。、、炭鉱。。。石炭を掘るための建物だった。 かつては日本一の炭鉱町。。。。だったという。 再び、建物に向かった望美。 “三池闘争”についての記事を書こうとしている新聞記者・岡林利之(高橋一生) と出会う。 一方、正一は、突然働いていた工場をリストラされ、娘に言えずにいた。 そのため朝早くから、娘には黙ってハローワークへと足を運ぶが。。。。 やがて炭鉱について調べはじめた望美は、町の至る所に、 炭鉱に関わった色々なモノがある事に気付きはじめる。 そしてそれは祖父・竹本勝男(小林勝也)祖母・絹子(いしだあゆみ)に繋がり、 大嫌いな父・正一にも繋がっていく。。。。 敬称略 公式HP http://www.nhk.or.jp/fukuoka/drama/wagamachi/ 九州地域では、昨年12月10日に放送 全国でも、地震の関係などで、2度ほど延期され、、ようやく放送である。 お話は、、 学校に居場所が無い、1人の少女が。 ふとしたことで知った大きな建物に興味を覚え、 調べていくウチに、、、全く知らなかった町の姿が見えてくる。。。 そして、知らなかった自分の家族の姿も。。。 って感じだ。 ちょっとした興味で始まるが、それこそが“町の歴史”であり “家族の歴史”でもあった。。。。 なんていうお話ですね。 バラバラだった家族がひとつになっていくという定番のお話なのですが、 そこに“町”そして主人公自身を重ねてくるなど かなり凝ったお話になっていますね。 最終的に “知らないから”という部分を、上手く主人公の学校での境遇に重ねて 1つの成長物語になっているのも見逃せない部分だろう。 祖父を見て父を知り、父をみて自分を知る。 なかなか、良い流れと、お話だったと思います。 少し気になったのは、後遺症が酷くなり始めてから。。。かな。 病自体は良いと思うのですが、 祖母の説明だけでまとめてしまっている印象もあり 父のこともそうだが。。。 ちょっと描き切れていない部分がある事、、、でしょうか。 それだけ盛りだくさんだったと言う事なのですが、 父のリストラは、、、無くても良かったカモね。 気になったのはそこくらいかな。 個人的には、学校での“その後”、、、を見たかったけどね。 そういう部分のネタも、 いろいろ入れすぎて回収出来ていないところもありますし。。。。 まあ。。。メインの部分で無いので、これくらいでも良いのかもね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2011年05月05日 17時32分48秒
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