『第七話“キリギリスの章”』
蟋蟀の章
内容
釜石との勝負に勝ち、財産を手に入れた十枝子(美波)
そんななか、十枝子は、甲(中村敦夫)ら大物議員をも陥れるのだった。
名誉、財産。。。あらゆるものを自らの欲望のままに手に入れた十枝子。
が、、、その心には。。。。。
一方、警察では、甲の事件も含め多くの疑惑などに十枝子が関わっていることに、
気付きはじめ、十枝子の身辺の調査を開始する。
関係者の聞き込みを行った後、
やがて十枝子の実家を見つけ出し、訪れたのだが
そこで刑事たちは、蜂須賀(手塚とおる)に遭遇する。
「ここは、安息の場なんです」
「彼女は、一体、何なんですか?」
“彼女を理解出来るのはわたしだけだ”とつぶやいた蜂須賀は、発砲。
その直後、十枝子の実家かから火の手が上がり。。。。。。。
敬称略
簡単に言えば、、、、清算。。。。だね。
それも、十枝子らしい壮絶な清算。
全てを手に入れた十枝子。
でも、どうしても手に入れることが出来ないモノがあった。
そんな感じである。
“自然現象”
なるほど。。。そういうオチですか。。。
ドラマ全体を見て。
作品の原作者らしい雰囲気を漂わせ、
1つの生き方を描ききった今作。
最後の最後まで描ききったのは、賞賛に値するところだろう。
たとえ理解しがたくても。
こういった描き方に対して、納得出来るかどうかが分岐点でしょうね。
個人的には、
悪女ッぷりを、描ききり、、、結構楽しめましたけどね。
久々に、こういった作品も良いよなぁ。。。って。
“この枠”のなかでは、一番の出来。..だったと思います。
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最終更新日
2011年09月11日 00時40分51秒
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