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カテゴリ:ドラマ系の感想
ABC創立60周年記念スペシャルドラマ『境遇』
『境遇~あの“告白”の湊かなえ初のドラマ書き下ろしミステリー すべては幼児誘拐から始まった! 過去に翻弄された女達…35年前の殺人事件に驚愕の謎』 内容 高倉陽子(松雪泰子)が書いた絵本「青空りぼん」が絵本大賞新人賞し、 パーティーが開かれていた。 県会議員の夫・正紀(沢村一樹)と5歳の息子の裕太(西本晴紀)がいる陽子。 その会場では、正紀の母・弘子(白川由美)や 後援会長の後藤良隆(岸部一徳)は、正紀の不正献金疑惑を この場を利用して払拭しようとしていた。 どうやらミツコ(野際陽子)の「ミツコの部屋」にも出演が決まったようで、 そんな周りの様子に陽子は戸惑いさえ覚えていた。 と、、、そこに親友で新聞記者の相田晴美(りょう)がやってくる。 同じような境遇で育った2人は、まさに親友であり、 陽子の受賞に素直に喜びを表現する晴美。 ただ陽子は、すこし済まないという気持ちもあった。 実は、17年前の陽子(谷村美月)が18歳の時。 晴美(市川由衣)から聞いた話を利用したモノだったからである。 生後まもなく児童養護施設に、手紙と青いりぼんとともに預けられた晴美の境遇。 陽子も、別の施設で、同じ境遇であった。 すべてを知りつつも、晴美は喜んでくれていた。 そんな2人を、妙な女性が見つめていたのだが。。。。 それから数日後。正紀が国際会議へと旅立つなか、息子・裕太が行方不明に!! 慌てる陽子は、正紀の秘書の後藤亜紀(田畑智子)や 正紀の親友・岩崎健介(東幹久)に相談しながら、探し回るが見つからない。 やがて事務所に脅迫状が送られてくる。 「息子は預かった。無事、帰して欲しければ、世間に真実を公表しろ」という。 警察に連絡しようとする陽子を、内部犯かもしれないと岩崎を見つめ止める後藤。 犯人の警告から、 裕太の命だけでなく、騒ぎになれば正紀の政治家生命に及ぶ可能性もあると。 そんななか、仕事でやって来た晴美に陽子は告白。 2人で調べはじめたところ、 橋本弥生(いしだあゆみ)という女性が浮かびあがる。 女性が求める“真実”とは、疑惑についてなのか?それとも。。。。。 弥生も見つからず、裕太も見つからないなか 新たな脅迫状が送られてくる。 “川辺町殺人事件”というキーワードを添えて。 それは、35年前、下田俊幸(名倉潤)が、 会社の同僚・高松秀夫(嶋尾康史)を殺し金を奪った事件。 身重の妻・ひとみ(木内晶子)は無事だったが、夫の死のショックで命を絶った。 子供を残して。 その後、下田は自首し無期懲役。やがて病死。 その下田の妻が弥生(芦名星)だった。。。。。。 敬称略 公式HP http://asahi.co.jp/kyogu/ 同じ境遇の、、、親友の女性ふたり。 ある日、一方の女性の息子が誘拐される。 ふたりは相談しつつ、捜し始めるが見つからず。 そんなおり、35年前の事件に“何か”があると分かり。。。。 って感じである。 ミステリー部分に関しては、かなりベタな印象ですね。 一応捻っているのですが。 私の記憶間違いでなければ、どこかで似たような。。。。禁句? そこはさておき、 ミステリー自体は、悪くなかったと思います。 ふたりの女の『境遇』をシッカリと描いていますしね。 最終的などんでん返しも、良かったと思います。 バレバレだけど。 俳優さんが演技で魅せてくれているから、まあ。。。良いでしょう。 ただ、それ以外の部分が、 たとえミスリードだとはいえ、無理に盛り込みすぎている印象があり 微妙に話の腰を折っていますよね。 そこを削除すれば、2時間に収まったと思います。 これがねぇ。。。どうも、分からない部分。 ミステリーとしてカタチになっているのだから無理しなくて良かったろうに。 蛇足だよね、蛇足。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2011年12月03日 23時14分42秒
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