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2012年02月07日
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カテゴリ:ドラマ系の感想
『過ぎた正義2
「選ばれた殺意の径~過ぎた正義

内容
國奥の書類により、浮かび上がってきた連続不審死事件。
玲子(竹内結子)たち姫川班の捜査で、1人の元刑事が捜査線上に浮かび上がる。
それは勝俣(武田鉄矢)でさえ危険なモノを感じる倉田修二(杉本哲太)だった。
恋人・嶋田彩香(皆川玲奈)殺しで服役中の息子・英樹(石黒英雄)に、
倉田の殺意が向いていると玲子は危惧する。
英樹が事件を起こしたことで倉田の妻・加奈子(おぐちえりこ)は、
彩香の父・勝也(吉満涼太)により殺され。。。そして倉田は職を辞していた。

とはいえ、倉田が事件を起こしていたとしても、証拠がなかった。
なんとかして英樹を守りたくとも、明らかに不可能。
倉田の犯行を止めるには、英樹に説得してもらうのが良いと考え
担当弁護士の浅川に事情を聞くと、
彩香には抵抗した様子がなく、話を聞いても何も答えなかったという。
倉田だけでなく、黙秘で英樹自身も厳罰を望んでいたようだったと。

そんななか倉田英樹の出所が決定される。
玲子は「決意は変わらないか?」と倉田に質問する。
すると「人の死は、死をもってしかあがなえない」と告げる倉田。

倉田が息子を殺す可能性があると感じた玲子は、
今泉係長(高嶋政宏)に再捜査を懇願し、、、一日だけ時間をもらうのだった。
しかし姫川班が、どれだけ捜査をしても、証拠が見つからない。
落ち込む様子の玲子を今泉は、飲みに誘うのだった。
「本当に倉田がやったのか?」
玲子は、倉田が息子を殺し自分も死ぬことを目的に生きていると伝える。

そこで玲子は、亡き母の遺言があると英樹との面会に成功する。
今泉のもとに英樹のことを調べて欲しいと訴えにやって来ていたと告げるのだが、
「そんなこと、どうだって良い」と英樹は去って行ってしまう。

最後の望みで、英樹が殺した彩香の母・澄子(渡辺杉枝)に会いに行く玲子。
すると最近になって彩香の持ち物を整理していたところ、
石澤琢斗という男から、ストーカーまがいの被害に遭っていたと分かってくる。
彩香の友人・湯川智美からも同様の証言が得られる。

敬称略


率直に言えば、
わざわざ前後編にしなきゃ良かったろうに。。。ってのが本心である。

“今回も”なのだが、
結局のところ、いつだったかとおなじで、
玲子の妄想で、事件の犯人を断定しているんですよね。

ただ今回の場合は、捜査しているし、証拠がない。
という状況ではあるのだが、あまりに妄想が過ぎる印象が強い。

今作では、これを、きっと、、、、“玲子の勘”だというのだろうが。

でも、同じ刑事の勘であっても、
倉田修二。。。とは、違うんですよね。
そこには親子というモノがあるのだ。

でも玲子は、、、、妄想を暴走させている印象である。


結果的に、後付けで事件をまとめていますしね。

実際、関係者。。。。。。なんだから、友人にも。。。。
ついでに出所直後なんてのも。。。。

ほんと、主人公の信念と行動が噛み合っていない印象である。


原作が、そういう作品なのかもしれませんが、

色々な部分に存在する穴に気づかずに、
無理して物語を組み上げている印象があります。

物語やセリフを作ることを優先しすぎていますよね。これ。

ドラマとしてはそれなりに面白いのだが、どうもね。。。作りすぎの感があります。

それに、
シリアスな物語にするならするで、それはいいですが。
根幹である事件部分で違和感を感じてしまったら、オシマイなのだが。。。。





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最終更新日  2012年02月08日 07時40分21秒
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