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テーマ:大河ドラマ『平清盛』(470)
カテゴリ:ドラマ系の感想
『ふたりのはみだし者』
内容 清盛(松山ケンイチ)と明子(加藤あい)の間に子が生まれた。 血を分けたわが子の誕生に、涙する清盛。 父・忠盛(中井貴一)弟・家盛(大東駿介)らも大喜びで祝いの宴が開かれる。 そのころ、鳥羽院(三上博史)に疎まれ続ける崇徳帝(井浦新) 得子(松雪泰子)と璋子(檀れい)の対立は激しくなっていた。 一方で、崇徳帝の弟・雅仁親王(松田翔太)は、奔放に生きていた。 高階通憲(阿部サダヲ)が止めるにもかかわらず、街を徘徊し。。。。。 同じ頃、東国の義朝(玉木宏)は、鎌田正清(趙王民和)と旅を続けていた。 ある日のこと、、、義朝と知って声をかけてくる男がいた。。。。 そして保延5年。鳥羽院の寵愛を受ける得子に男子が誕生する。 清盛は、佐藤義清(藤木直人)らとともに宴の席に呼ばれる。 その席で、清盛は、雅仁親王と出会うのだった。 敬称略 なんか、見れば見るほど、 本来、最も重要であるはずの清盛・父が、完全に別撮りに近い状態で 大人の事情がプンプン! そのおかげで、 時代にとって、未来にとって重要ではあるが、 主人公が清盛だとは思えない《宮廷絵巻》を無駄に描いている印象である。 時間調整も兼ねているのだろうね。。。。きっと。 たしかに、ドロドロしたモノは、それなりに楽しいモノだが。 あくまでも、主人公は《平清盛》のハズ。 気がつけば 開始数分で、一言、二言、清盛が言葉を口にした後は、 終盤に入るまで、清盛。。。。。ほぼ存在感なし。 いや、 いる必要さえ無い状態である。 そらね。。。 清盛の子の誕生と新たな御子の誕生を比較しているのだろう。 宴というモノを利用して。 平氏と、王家、、、そして、、清盛、家盛の兄弟関係。。。と王家の兄弟関係。。 その部分も重ねているのは言うまでも無いが、 ここまで平氏一門の宴を描かず、ドロドロ宮廷ドラマを描かれてしまうと 比較しているつもりでも、比較になっていないと思います。 最後の最後で、清盛が、王家とは違う!と平氏のことを言っていますが、 キッチリ比較して描いていないので、 セリフも空回りである。 それに 今回を見て思ったのは、 今作の主人公。。。。平清盛ではなく、、佐藤義清なんじゃ?????(苦笑) って言う印象なくらい、、、佐藤義清のセリフの多いこと。。多いこと。。。 最後にハッキリ書いておく。 中井貴一さんの大人の事情を利用して、 “女優たちの大人の事情”を踏まえながら、宮廷内のドラマを描けば描くほど、 《大河ドラマ・平清盛》を見るつもりだった視聴者は、離れていくと思います。 実際、 毎回同じようなネタばかりを描いて時間稼ぎをしている印象の今作。 個人的には、すでに飽きてきています。 だって、前回、良い雰囲気だった頼長も、、、中途半端だし。。。 もうそろそろ、清盛をドラマの中心に据えなければ!!! 俳優さんたち、沢山いるんだから、 そんな事しなくても、それなりに物語が作れるだろうし、 楽しい作品になると思いますけどね! ってか、、、松山ケンイチさんを使わなすぎ!!! TBは以下のミラーへお願いします http://blog.goo.ne.jp/maxexp99/e/0f780049fc5cd1959855acf7331e67e9 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2012年03月04日 21時15分00秒
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