『嵐の予感!』
内容
直(沢口靖子)のもとに元夫・信樹(田中哲司)の弁護士から連絡がある。
息子・涼太(山崎竜太郎)に会わせろという。。。。
そんななか、事務局に現れた行男(山口馬木也)の様子がオカシイ。
直が話を聞くと。。。。。
敬称略
“支えられて生きて来た。支えられて今がある。”
今作、1話1話は、そこそこオモシロ味があるのだ。
多少の不自然さはあっても。
ただ。この不自然さというのが、連ドラの連続性に通じるモノであり、
どうしても、連ドラとして見た場合、スッキリしないのである。
実際、作品中で、8年以上の時間経過がなされている。
が。。。それを描いたかと言えば、。。。。かなり中途半端。
どこかに集中して
支え、支えられ。。。の姿を描いていれば、不自然さは消えたはずなのだ。
気が付けば、支えてばかりで、
よくある主人公ひとりが頑張っているドラマになっている。
いや、、、正確には
自身の生活自体。。苦労しているはずなのに
その部分を描かず、人のお節介ばかり。。。ということである。
そこに至るまでの過程を、燈子を絡めることで
もっと丁寧に描いていれば、納得出来たでしょうに。
かなりオシイことをした。。。。そんな印象ですね。
かつてのNHKドラマならば、
テーマを狙い撃ちして描くことが多く、
ここまで散漫な描き方はしなかったはずなのに。
ちょっと、絞り込みが甘いですよね。
今作だけに限らず。
どうも、微妙に質が落ちてきている気がします。
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最終更新日
2012年12月12日 00時09分40秒
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