『決意』
「運命の岬~さよなら生まれ変わっても…」
内容
フラワーショップで働きはじめた黎(井川遥)
仕事ぶりを評価され、充実感を感じるとともに、
2度と会わないと誓ったはずの仁志(斎藤工)を思い出す日々を送っていた。
一方、脱税疑惑で窮地に陥った村木(片岡愛之助)は、選挙戦で苦戦。
仁志は、村木を支えようと奮闘するが。。。。
そんななか一成(藤本隆宏)が、次の一手をうち。。。
敬称略
最終的に。。。。“さすが!”というまとめ方をしてきた今作。
あんなことや、こんなことが、
ほんとにキレイにまとめているんですよね。
象徴的なシーンもシッカリ描いているし。
今回だけを見ると
まさに“終わりよければすべてよし”と言って良いかもしれません。
ただ、残念ながら、どうしても噛み合っていない部分も
中盤には存在したわけで。
最終回で、どれだけキレイにまとめても、
作品全体を見た場合、足を引っ張ってしまっていたのは言うまでもありません。
何がダメにしたか。。。を考えてみても
悪い部分は、あまり思い浮かばないんですよね。
ただただ、噛み合っていないのだ。
基本的に三角関係が描かれた今作。
ほんとは、その三角関係を
あらゆるシチュエーションで持ち込んでこなければ、
三角関係が成立しないはずなのだ。
だが、今作の場合。
基本的なシチュエーションが、家と職場で2つあったわけだが。
家は良いとして、職場は。。。家を引きずっているだけで、
三角関係がなくても、考え方の違いだけで、成立するんですよね。
こうなると、職場を盛り込めば盛り込むほど、
三角関係から離れて行く印象も、盛り込まれてしまって。
どうも、噛み合わない物語になっていたのである。
ほんとは、佐野。。。あたりの絡ませ方次第だったと思います。
そうすれば、もしかしたら。。。噛み合って、傑作になったかも。
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最終更新日
2013年10月30日 00時33分00秒
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