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2013年12月23日
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カテゴリ:ドラマ系の感想

「聖夜に起こる海の上の奇跡!ついに感動のフィナーレ!」

内容
突如、航太(松田翔太)が姿を消した。
数日後。。。海診丸の面々に問い詰められた日内(荒川良々)は、
副理事長の指示で、契約期間満了に伴い、そのまま退去したことが分かる。
直後、副理事長の藤井真希(高橋ひとみ)が、海診丸に“視察”にやってくる。
海診丸の状況を見て、廃止を考えていると言うことだった。

そのころ、航太は、ある島にいた。
そして眞子(武井咲)に憧れる中澤歩(須田琥珀)の祖父・典夫(中丸新将)の
診察も兼ねて、中澤家の世話になっていた。
そんなとき、航太に、北海道の母・玲子(麻生祐未)の知人から連絡が入り、
急きょ、島を去ることに。

同じ頃、その島では、眞子が担当する患者たちに薬を届けていた。
が、そのとき、島の人たちが中澤家へと走っていくのを目撃する。
家事だという。

一方、火事の知らせを受けた海診丸には、
中澤家で宴会が開かれていたこともあり、大勢の負傷者が運ばれて来ていた。
真希の態度に、葵(藤原紀香)たちは、辞表を突きつけ、
退くに退けぬ状況に陥っていたのだが、すぐさま負傷者の処置に取りかかる。
そこに、航太と眞子が、助け出した典夫を運んできて。。。。

敬称略



総括気味で

今作ほど、オモシロ味のある部分と、迷走している部分が混在していた作品は、

今期。。。ほとんど存在しない。

まあ今期に限らず、大抵の作品は

どちらか一方で描きながらも、たま~~にブレるって言う感じだけどね。

今作ほど、混在させている作品は、かなり珍しいと言っても過言では無いだろう。



ベタな医療モノとしてのオモシロ味もあれば、

今作らしさと言って良いような、面白味も存在した。

だが、その一方で、

その両者が絡んでこない部分も多々有ったのである。


こうなると、正直、かなり評価に困ります。


良い部分もたくさん有るんだけどね。

悪い部分もたくさん有るのだ。


きっと、コンセプトという部分も含めて、

どういう物語にするか?が、定まらなかったためなのでしょう。

一番ワケが分からなかったのは、

主人公が目立っている部分と、全く目立っていない部分の

物語としての落差が大きすぎることなのである。


主人公として、目立つのは当然だとしても。

全く目立たずに話が進むって言うのは、ホントに意味が分からない。

本来は、“それでも絡ませる”ハズなんですけどね。

そこが本当の意味での、今作の主人公のキャラのハズだ。

どうも今作。女に振られる小ネタ役としてしか扱っていない感じ。

そこから、一歩踏み出している物語は、面白かったんですけどね。

そうでない物語は。。。。ほんと、散々。


こういう描き方をしてしまっているから、

何を描きたいのかが、良く分からなくなってしまうのである。


たとえば、今回の中盤辺りで、

航太が、登場人物それぞれに語る部分が存在する。

それは、それぞれのキャラに繋がる表現になっているのだが、

残念ながら、今作では、そういうキャラ表現がなされていたとは、到底思えない。

そう。航太に限らず、他のキャラも、いてもいなくても良い状態だったのだ。



結局、今作が何を目指していたのかは、良く分かりませんが。

整理整頓すれば、もっと面白かった可能性は高いだろう。

それだけに。。。。なんか、ほんと残念。

結構、おしいところ、いってたのになぁ。。。。


一歩間違えたら。。。。傑作になった。。。。かもね。



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最終更新日  2013年12月23日 22時39分39秒
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