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カテゴリ:ドラマ系の感想
「弾丸なき連続殺人!!怪しく近寄ってきた女刑事!彼女の罠にはめられたおみやさん!盗まれた5発の銃弾が冬の京都を揺るがす!!」 内容 鳥居勘三郎こと“おみやさん”(渡瀬恒彦)のいる鴨川東署資料課に 府警本部捜査一課で班長を勤めた寺尾みき(高島礼子)が配属されてくることに。 “おてらさん”と呼ばれ、お寺参りが趣味だという。 鴨川東署の刑事課の面々は、みきの赴任が気になって仕方が無かったが、 緑川みどり(戸田恵子)刑事課課長は、左遷だろうと推測する。 が。。。そこにやって来たみきによれば、 自ら志願して資料課にやって来たというコトだった。 おみやさんがやってきても、厳しい態度を緩めないみきは、 鑑識課の会沢桂子(七瀬なつみ)にも噛み付く始末。 そんなみきに、気楽にとおみやさんは伝えるのだった。 そんななか、殺人事件が発生する。 管内のみやぞの町の廃工場で、手足を縛られた男性の射殺死体が見つかったと。 すぐに、緑川たち刑事課の面々が、現状へと向かう。 殺された猟奇的な状況に、違和感を感じる緑川達。 そして桂子が確認したところ、弾丸が見つからなかった。 翌日、緑川は、みきが弾丸のことを気にしていたと桂子から聞き、 そのことを、問い正すのだが、みきは、何も答えず。 その後、被害者は、三ツ木隆。使われた銃は38口径。 そのうえ被害者の状態から接射と分かる。 が、奇妙なコトに、被害者の手から硝煙反応が見つかる。 そして現場では、微細なユーカリの木くずが見つかる。 その話を聞いたおみやさんは、7年前の事件を思い出す。 7年前、交番勤務の巡査・岡田清治(浅利陽介)が拳銃を奪われ、 その銃で射殺される事件が起きた。 すぐに緊急配備をしたにもかかわらず、犯人は逃走。銃も行方知れずに。 その現場でも、ユーカリの木くずが見つかっていたのだ。 おみやさんから、その事を聞いたみきは、 同じ銃が使われたのでは?と、自らの推測を伝える。 そして、おみやさんは、もう一つの事件を思い出す。 7年前の巡査射殺事件の3日後に、 現金輸送車が襲撃され、現金輸送車ごと奪われたのだ。 警備会社社員の狩野大吾が、38口径の銃を撃たれて死亡していた。 その現場にも、ユーカリの木くずが落ちていた。 みきは、銃について調べていくべきとおみやさんに提案するが、 おみやさんは、ユーカリの木くずが気になって仕方が無い。 それどころか、うどんを食べに行こうと、困惑するみきを連れ出すのだった まだ一発残っていると、現金輸送車事件を調べるべきと言うみきだが、 ふたりが向かった先は、殉職した岡田の自宅。 おみやさんは、岡田の妻・りこ(柊瑠美)から話を聞き始める。 パトロール中にもかかわらず、その区域外になぜいたのか?と。 すると、りこは、なんらかの事情があったのだろうという。 困った人を、管轄を気にせずに、仕事をしていたらしい。 夫婦喧嘩や別れ話の仲裁などをしていたよう。 そしておみやさんが、被害者の三ツ木の写真を見せたところ、 亡き夫の事件について、いろいろ聞いてきたと分かる。 調べていくと、三ツ木は、懸賞金ハンターだった。 事件の検挙に結びつき情報を提供して報奨金を得て生活をしていた。 その後、岡田が関わっていた案件が分かる。 益田里紗子という女性が、ストーカー被害の相談をしていた。 おみやさんとみきが、話を聞きに行くと、 木島鉄男(松澤一之)という男がつきまとっていたとわかる。 その名前を聞いたおみやさんは、表情を変えたみきを 現金輸送車強奪事件が起きた現場へと連れて行き、問い正すのだった。 当初、事件の初動捜査をしていた一課の班長が、みきだったのだ。 しかし、直後に、捜査から外されてしまっていた。 すると、みきは、資料課に来た理由を話し始める。 7年前の事件当時、部下の乾保孝(須賀貴匡)らと捜査をはじめたみきは、 容疑者として、元刑事の木島を捜し当てたのだった。 しかし、管理官の大友幸三(石黒賢)が、捜査方針の変更を 府警本部捜査一課長の西田誠(佐戸井けん太)に勧めたことで、 西田一課長は、元刑事以外の捜査を、みきたちに命じたのだった。 “組織”などを盾にとられたことで、捜査ができなくなってしまったみき。 その苦悩を知った乾とともに、みきは木島の身辺捜査をはじめたという。 が、部下のひとり上野(伊藤洋三郎)が、裏切ったことで、 みきたちは、西田、大友から糾弾され、圧力をかけられてしまった。。 それでも、単独で捜査をした乾が、同じ銃により射殺。 みきは、捜査から完全に外されることに。 その数日後、木島はコンビニ強盗で逮捕。刑務所へ。 ほとぼりが冷めるまで、刑務所に逃げたと思われた。 その木島が、先日出所したという。 鳥居の力を借りて、なんとか事件を解決したいと言うことだった。 もしも、木島の犯行を立証出来ないならば、次は必ず撃つというみき。 おみやさんは、乾刑事の事件の資料を読んでいたところ、違和感を感じる。 ユーカリの木くずが、落ちていなかったのだ。 そんななか、鴨川の河川敷で木島の射殺死体が発見される。 同じ口径の拳銃。同じ手口だった。 そしてその現場に府警本部捜査一課の大友がやってくる。 重大案件として、本部一課が取り仕切ると。 そのうえ、本部捜査一課に配属された七尾洋子(櫻井淳子)が おみやさんたち資料課の“監視”を大友課長により、命じられてしまう。 敬称略 脚本は、森下直さん 元祖・七尾洋子。。。櫻井淳子さん 2代目・青山ちはる。。。京野ことみさん そして 3代目の“相棒”となる寺尾みき。。。の投入。 資料課に左遷されたのではなく、自らやって来たというみき。 その真意は?? そんななか、銃による連続殺人事件が発生し。。。。 って感じだ。 実際、真犯人がバレバレだったり。 偶然が過ぎる奇跡的な部分も存在するのだが、 それでも、 事件をいくつも重ねて、良い感じで捻っているので悪くは無い。 過去の事件を混ぜるだけでなく、 鳥居勘三郎の聡明さを、キッチリと表現していますしね。 まさに《おみやさん》という感じで、 なかなか面白かったと思います。 少し気になった部分があるとすれば、 “新相棒”のみきが、おみやさんと捜査しているのかどうかが、 ビミョーであることかな。 たしかに、初登場なので仕方ないのですが。 途中で、洋子が捜査に加わった瞬間。 もう少し、みきが捜査に加わっていれば。。。。と感じてしまった。 まあ、それを言い出すと、 いつもは協力してくれている刑事課の面々も、 あまり活躍の場が無かったんですけどね。 で。。。。新シリーズは作るのかな?? 新キャラで作って欲しいなぁ。 緑川課長との対決も含めて、 意外と良い感じになるかも。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2014年01月03日 20時56分39秒
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