レベル999のマニアな講義

『“三匹のおっさん”史上最大の成敗！』
「謎のニセ三匹のおっさん＆連続放火魔登場で大ピンチ!?キヨさん愛する町を守るため正義の大立ち回り！シゲさん、暴走…必殺巴投げ！ノリさん、超美人と見合いで三匹解散!?“さらば三匹”怒りの大成敗！」

内容
いつものように見回りをする清一（北大路欣也）重雄（泉谷しげる）
そして則夫（志賀廣太郎）の三匹のおっさん。
折しも、不審火騒ぎが相次いでいたため、見回りを強化していたのだ。

そんなある日のこと。夜回り中の清一たちは
松木邦彦（大和田伸也）大野満男（不破万作）菅原紀久夫（小倉一郎）の３人組
に遭遇する。
夜回りをしているようだが、
自転車の調子がおかしく立ち止まっている祐希（大野拓朗）のことを
放火犯と決めつけ、明らかに高圧的な態度をとっていたのだ。
清一が、２人をなだめるが。。。。松木の態度に不安を感じるのだった。

数日後、松木達が火事を消火したと消防から感謝状を贈られる。
芳江（中田喜子）の高校時代の同級生らしいが、
松木達３人組が、“謎の中年３人組”と嘘の告白。
清一達の頑張りまで、すべて松木達の手柄になり、町で話題の３人組に！
テレビで観ていた清一は、不快な思いをするが。。。。

そんななか則夫が、
妹・幹代から早苗（三根梓）のために。。と見合いを勧められる。
渋々、山野満佐子（萬田久子）という女性とお見合いをすることに。
先日、則夫が不審者を捕まえた家の住人だった。。。

松木達が話題になっていても、
清一達の夜回りは続けられるのだが、度々、松木達とトラブルに発展。
特に、松木は、清一をライバル視しているようで。。。。

敬称略



“俺たちが名乗りを上げないのは、
　その方が夢があるからだ。
　正義の味方が、まさか、こんな普通のおっさんだと知ったら
　がっかりするだろ”


ついに最終回！


この局だというのに、。。。。失礼！

平均１０％だという。

通常は、数字で判断しませんが、大成功と言って良いかもしれませんね。



実際、“おっさん”である事を除けば、

ベタな勧善懲悪モノ＋ホームドラマ＋ちょっと社会派ドラマ

そんな感じの作品で、

魅力たっぷりの作品だった。


ドラマとしての作り込みも、傑作と言って良いほど。

ほんとにお見事だったと思います。


こう言う良い方は失礼だが、

おっさんが主人公のドラマで、時代劇でも無いのに

ここまで安定して面白い作品って、かなり珍しい。


続編に期待ですね。

って、、、道場再開したら、、、《剣客商売》になっちゃうような。。。。


船越英一郎さんの前作は、基本。。。２時間ドラマなので。

アレはアレで楽しいけど、イレギュラーだろう。

今作は、前提となるモノが無い中で、

ここまで作り込む事が出来たのは、凄いことだと思います。


次作は。。。あの人なので。ほぼ大丈夫でしょう。


となると

この枠。。。もしかしたら、固定化出来るかもね。

某局の“木８”と同じで、看板になるかもしれません。

先ずは、固定客をつかむため、

奇を衒うようなことをしないことだね。



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