レベル999のマニアな講義

「最高に幸福な殺人事件」

内容
ＮＳ係に正式に配属された杏（水川あさみ）
いずみ（キムラ緑子）を係長に、
杏、阿藤（生瀬勝久）堀（菅原大吉）荒木田（近藤公園）で係は正式発足する。
そんななか岩井（中村雅俊）から仕事を命じられる。仕事は死体探し。
上野北署に自首してきた小田光彦（梶原善）
４年前に、死体遺棄をしたというのだが、
覚醒剤使用の前科があって、自供の信憑性が疑われていた。
謎の女から２００万で、死体をバラバラにして都内４カ所に埋めたらしい。
小田の供述と、残していた地図をもとにして、
多摩の雑木林、八王子の山、中川の河川敷、世田谷の空き地を調べることに。
堀、杏、荒木田、いずみが、それぞれの場所で捜索をはじめる。

だが現場についてすぐ、雑木林、河川敷、空き地で、掘り返したあとが見つかる。
何者かが回収したと思われた。
そんななか、杏が、八王子の山で、白骨化した人の腕を見つけ出す。
小田の供述どおりの、男性の遺体と思われた。

その後、係に戻って、ここ４年の捜索願から、身元探しを始める杏たち。

するとその直後、空き地の所有者だという夢野圭一郎（高橋洋）がやってくる。
人気漫画家の夢野は、自宅兼仕事場を建てる予定だったらしい。
事態が事態だけに、いずみは、現状保存を依頼するのだった。
だが、いずみは、引っ掛かりを覚えていた。
なぜ掘り返したのか？？と。

一方で、現場周辺の捜索と、聞き込みをする、荒木田と杏。
やがて現場を掘り返していたタトゥーの男がいたことがわかってくる。
そして、杏は、現場付近で派手なライターを発見する。。
ライターの購入ルートと目撃証言から、白石克明（児玉貴志）が浮上。
顎にホクロのある謎の女に、雇われたらしい。。。

敬称略



今回も、岩下悠子さん



前回は、チームとして、全く機能していない状態で、

なにを、どんな風に捉えて良いか悩む話になってしまっていたが。

今回は、それぞれのキャラが、ほぼ立っている状態。

。。“ありき”で描いていますね。

おかげで、強引さはあっても、普通の刑事モノになった感じ。


とはいえ、前回と同じパターン？

という部分が、少し気になったところですが。

そこも、登場人物達が、自ら気づいているのでｏｋでしょう。


話自体は、

そこは、岩下悠子さん！

かなり思い切ったネタに仕上げてきましたね。

さすがに、想像出来ませんでした。

良い捻り。。。。と言えばその通り。

奇を衒い過ぎ。。。。と言う事も出来ますけどね。

でも、それが“らしさ”でしょう。


意外と面白かったと思います。


っていうか、
冷静に考えると。今回のネタ。。。他の刑事モノでやるの難しいですね。

強引にやって。。。出来るのは《相棒》くらいか。

やはり、刑事モノって、事件をそれなりにキレイに解決してこそ。。。ですから。

もしかしたら、

この“ズレ”こそが、今作の“らしさ”になっていくのかもしれません。


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