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2015年06月14日
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カテゴリ:ドラマ系の感想
「仲間を殺せ!命令に男は親友を選び闘う…ついにラスボス登場」

内容
ニュースで、日花里(桜田ひより)親子がホテル火災で死んだと知り
希一(TAKAHIRO)は、愕然とする。
遺体の確認に訪れた希一たちは、
大島(姜暢雄)からDNA鑑定で本人の可能性が高く、
また、状況から、偶然の事故の可能性が高いと説明を受ける。
どうしても、受け入る事が出来ない希一。。。。

そんななか、テレビを観ていた剛(八木将康)は、
“かがやきの方舟”と教祖・榊(村井国夫)の姿に悔しがるが、
よく見ると、映像の中に希一らしき姿を確認。
仲間達と相談し。。。。

一方、信者の中に希一の姿を見つけた榊は、信仰の証を立てるよう迫られる。

同じ頃、春太郎(岩田剛典)は、大島を問い正していた。。。

敬称略




主人公がひとりになり、無駄が少なくなると。。。

それほど、悪い印象は無い。

もちろん、

かなり、好意的に観た場合ですが。。。


たとえば、特撮ヒーローだと思えば良いワケだ。

だいたい、これくらいだしね。


ただ、何が悪いかというと。

一番悪いのは、大人の事情。

明らかに。。。無駄が多くなってしまった。話の腰を折っていますしね。


それと、同程度に悪いのは、

ヒーローモノならば、ヒーローとしての行動だけでなく、心でも魅せなければならないの。

それが。。。ない。

暴れて敵を倒すだけならば、それは、ヒーローじゃ無いと言うこと。

昔、悪かろうが。。。そんなこと、どうだって良いコトなのだ。

今がシッカリ描かれれば、そこは無視出来るモノだ。

だが、今作は、そこが描かれていない。

たとえば、

人助け。。。というかもしれないが、行動に説得力がないので

どうしても違和感を感じてしまう。

そう。。。なぜ、日花里だけ?ってことですね。

日花里だけしか助けてませんから!

違和感を積み重ねているだけなので、

悪を。。敵を倒しても、ヒーローに見えないのである。


本来は、それが勧善懲悪の基本中の基本なんですけどね。

善を明示。悪を明示。

だから、オモシロ味が生まれるのに。。。。。

たとえば、刑事モノでも同じコトが言える。

悪をシッカリ描き、それを解決が基本。

善の部分は、“刑事”という設定の先入観で見ているわけ。

で、それなりに描けば、なんとなく納得。

これは、一部の時代劇を含め、他の、同種の作品でも同じ。

設定がハッキリしているモノは、そういう見方で見るわけだ。

でも、今作は、そうではないので、描かなければならない。

が、ハッキリ描かないので、面白味に繋がっていかない。


そもそも、元ヤンキーが暴力を振るっているだけだし。

悪を倒すだけでは、正義は生まれないし、それは正義感ではない。


仮に無駄な部分を全削除して、

そういう描き方さえしていれば、

いま現在の展開でも。。。そこそこ楽しめていた。。。かもね。








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最終更新日  2015年06月15日 07時31分31秒
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