「110年愛され続けた夏目漱石の傑作を超豪華キャストでドラマ化正直すぎて何が悪い!!暴れん坊の新人教師が僕たちに教えてくれた勉強より大切なもの」
脚本は、橋部敦子さん
演出は、鈴木雅之さん
まあ、言わずと知れた作品である。
内容的には、普通のことを普通に。。。
そう、ある種、ただごと。。。なのである。
これだけのキャスティングをしているので、
あとは、時代をシッカリ描きつつ、
丁寧に描ききるだけ。
雰囲気に馴染むことが出来れば、不満は無いだろう。
意外と。。。といえば、若干失礼だけど。
脚本、演出そして俳優が、上手く噛み合っていた印象ですね。
実際、こういうレトロなドラマで、噛み合わせるのは、かなり難しい。
やはり、どうしても現代劇になってしまうからだ。
だが今作。
CG、セットなどを使っている部分はあるものの。
“本物”をふんだんに取り入れたことで、違和感を消してきた感じ。
そのうえ、キャスティングが秀逸。
こういう言い方は失礼だが。
今風の雰囲気を漂わせている人が少なく、個性派揃い。
おかげで、違和感が生まれにくくなった。
そして、そういう演出を、徹底的にやりきったことが。
今回の成功に繋がったといえる。
最後に少し脱線するが。
ほんとは。
同種の。。。昔のサスペンスを持ちだしてきたときも、
同じように徹底的にすれば良いんだけどね。
でも、オトナ事情が幅をきかせすぎてしまって、
脚本、演出そしてキャスティングすべてに違和感を持ち込んでいる。
そのせいで、原作が台無しに。
リメイク?現代風に?
だから、面白くなくなるんですよね。
同局の作品も同じことだけど。
今作のように、徹底的に作り込んで欲しいモノだ。
お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2016年01月08日 00時04分24秒
もっと見る