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カテゴリ:ドラマ系の感想
内容 老人を背負いながら、階段をのぼるひとりの青年がいた。 青年は、田中健斗(柄本佑)。老人は、青年の祖父・昭一(山谷初男)だった。 人から見れば、祖父を献身的に介護する青年。 しかし、本当の目的は、“じいちゃんに安らかに死んでもらうこと” それは、ひと月前。 会社を辞め、新薬開発の治験で病院に缶詰状態。それが、唯一の収入源。 恋人の亜美(山下リオ)からは、治験だけで暮らせば良いのにと言われるも。 やはり、少しくらい。。。と健斗は、資格試験を受けようとしていた。 が、再就職のための採用試験は、落ちてばかりで。。。 今日1日。。。また絶望的に暇な時間を過ごすことになる。 ある日、母・春子(浅茅陽子)から祖父の病院への付き添いを命じられた健斗 何かと言えば。“死んだ方がマシ”“早く死にたい”が口癖の祖父。 それまでは、そんな祖父に辟易していたのだが、 ふと感じてしまった健斗。。。。祖父の言葉は真実なのではと。 理解力は衰え、体は満足に動かず、外に出れば邪険に扱われる祖父。 人生に迷う自分の状況と重ねてしまったのだった。 そんななか、友人で介護福祉士の大輔(浅香航大)から、 自分もよく似た老人の世話をしていると告げられる。 そして、老人は使わない機能は衰えていくばかりだと聞く。 一方で、三崎楓(秋元才加)というボクサーの言葉が脳裏をよぎる。 “限りある生を美しく昇華” 健斗は、祖父の残りの人生を美しく昇華してあげようと、 過剰なまでの介護をはじめる。 敬称略 原作は、言わずと知れた。。。 脚本は、香坂隆史さん 演出は、川野秀昭さん 原作は未読なのだが。 なるほど。。。。そういうコトね。。。。 納得しながら見てしまった。 原作がある事なので、こういう言い方はどうかと思いますが。 NHKで、たまに放送される“特集ドラマ”に似た雰囲気。。コンセプトですね。 仮に“特集ドラマ”なら、秀作だと言っていたところだ。 最後に。。。。やっぱり、BKだったんだ。。。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2016年12月17日 22時13分12秒
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