『開業。命売ります』
内容
何も変わらぬ日常を、普通に送っていたコピーライター山田羽仁男(中村蒼)
だがある日、突然、妙な幻覚に襲われ、日常に絶望し、命を絶とうとする。
しかし、何をやっても、死ぬことが出来なかった。
そんなとき、街で出会った女の言葉で、ある事を思いつく。
それは、自分の命を売り物にして商売をすることだった。
“命売ります”とう看板を掲げた羽仁男に、
行きつけの店の杉元杏子(YOU)は、唖然とする。
そして、初めての客・岸宗一郎(田中泯)が現れる。
岸は“死ぬところを見させて欲しい”と拳銃と札束を取り出し、
拳銃に弾を込めはじめる。一発だけ抜いて。
「さあ、死んでもらおうか」
羽仁男は銃を手に取り、頭に突きつけて、何のためらいも無く引き金を引く。
仕事をする前に、覚悟を見たと言う岸の依頼は、
妻・るり子(橋本マナミ)と関係を持って欲しいと。
妻には李正道(大杉漣)という愛人がいるという。李は裏社会のボス。
その李に見つかり殺されて欲しいと言う事だった。
敬称略
脚本は、小山正太さん
監督は、金澤友也さん
もっと、シリアスな物語だと思っていたが。
実際は、コミカルな部分もあって、
そのギャップが、意外と楽しい。
そう考えると。。。物語に、ある種のシュールさを感じるだけで無く。
演出のメリハリもあって、
なかなかの作品ですね。
前作《プリズンホテル》と同じニオイがします。
深いですね。
こういうドラマって、地上波じゃ手を付けないから、
良いトコロに目をつけましたね。
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最終更新日
2018年01月13日 21時54分14秒
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