内容
亜乃音(田中裕子)たちが住む家に、
印刷所の元従業員の中世古理市(瑛太)が現れ、ニセ札づくりを打診される。
ハリカ(広瀬すず)るい子(小林聡美)そして持本(阿部サダヲ)は、
拒絶する意思を表明しながらも、心の内では。。。。
そんな3人を見透かすかのように、理市は自身に起きた奇妙な話を始める。
話が終わると、また来ると言い立ち去ろうとする理市は、
その手に持っていた傘を亜乃音に手渡す。娘・玲に渡したハズの傘!?
敬称略
追いつめられていく感じ。。。。か。
そういう意味では、前回と同じで“繋ぎ”の印象だね。
ただし。
。。。盛り込む必要のあるような無いようなネタが、
かなり引っかかってしまった。
亜乃音を追いつめるには、良い感じだが。
別のネタでも良かったかもね。
とはいえ。
かなり丁寧に“葛藤”を描いている。
そういう意味では、ヒューマンドラマとして悪くは無い。
個人的には、作者の作風に納得している部分が有るので、
面白味を感じてはいますが。
逆に、今まで以上にハードルがあがった気がします。
いくつもの人物、シチュエーションを、かなり掘り下げましたからね。
ただ、それがネックになっているんじゃ?と感じています。
というのも。
4人とも、“普通”じゃないんですよね。
そうなのだ。
ドラマが丁寧なので納得は出来ても、
奇抜な設定が多いので、感情移入しにくいのである。
実は、これこそが、
作者の作品群を考えると。。。行き過ぎている部分だと思っています。
もうちょっと抑えた方が、楽しめたかも。。。と。
ドラマって、
行き過ぎている人物が登場することは、間違っていないのだが。
そればかりだと、逆に、面白味に欠けるんですよね。
ファンタジーの印象が強くなってしまって。
リアルに描いているのに、リアリティが失われてしまうと言うこと。
だから。。。ハードル。。。
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