レベル999のマニアな講義

内容
多摩湖畔で、リクライニングチェアに腰かけた遺体が発見される。
報せを受け臨場した大岩（内藤剛志）は、小山田（金田明夫）萌奈佳（安達祐実）
天笠（鈴木裕樹）鑑識の武藤（矢野浩二）らから、状況の報告を受ける。
左頬にはビンタの痕跡があった。所持品は無く。身元不明。
そのなかで萌奈佳が、着衣についている、うどんの汁から、
被害者自身が、現場周辺までやって来たと推測する
やがて、聞き込みなどにより、うどん店で食事をしていたことがわかる。
目撃情報から、スポーツジムに向かったと分かり、
登録情報により、被害者が菅原孝路（吉田ウーロン太）と判明する。
ジムのインストラクター諸見枝代の話で、
３ヶ月前にやって来た美人インストラクター牧口里美（吉木りさ）目当てで、
ひと月ほど前に、被害者が入会していたということ。
ただ入会しただけで、一度もトレーニングウエアさえ着用せず。
やがて里美に付きまとうようになったという。
「あなたの化けの皮が剥がされても良いんですか？」と言われていたという。
小山田と萌奈佳が、里美から事情を聞くと。
里美は、被害者に付きまとわれていたことを認める。
あまりにしつこいため、ビンタしたことも。。。。
しかし萌奈佳は、里美が、３ヶ月前の写真から別人のようになっていることから、
恋人が出来たと推測。調査すると、ジムに通う竹中幸助（松田悟志）と噂が。。。

大岩は、３ヶ月前に何かがあったと推測し、捜査に当たるよう捜査員に命じる。

一方で、被害者が、数寄屋橋証券勤務と判明。
天笠たちが、持田粕男（大河内浩）社長から話を聞くと、
社長秘書の藤城優菜（内田慈）から、菅原についての資料が。。。。

そんななか里美の自宅マンションから、凶器と思われる石が発見。
目撃情報などから、里美が容疑者として浮上。
任意の取調べにより、里美は犯行を自供する。
が、萌奈佳は。。。。。

敬称略


脚本は、谷口純一郎さん

監督は、濱龍也さん




あくまでも、ビミョーに。。。ですけど。

萌奈佳のキャラを、しっかりと魅せてきた感じですね。

正直なところ。

今までの話だと。。。初回を除けば

ただ“口が悪く、自身の推理を断定的に言う”という程度で、

いてもいなくても、良い状態だったのである。

まあ、かなりの超能力者だけどね（苦笑）



とはいえ、今回も、かなり独断専行状態ではあるが。

聡明であることが、見えたので。

いままでより、圧倒的に良い感じだ。


これなら、新キャラとして、納得出来るかもしれません。


そこはともかく。

話自体は、俳優を揃えているので、展開は見えている。

ベタな“庇いモノ”である。

でもまあ。良い感じで捻っているし、

ベタであっても、普通に楽しめた感じだ。


個人的に気に入ったのは、

久しぶりに無理難題を、一課長が捜査員に言ったことだけどね。

《ＳＰ》のときは、こう言うところが魅力だったんだよね。。。。（笑）