「新しい世界」
内容
自殺幇助で、香織(長谷川京子)は、警察の取り調べを受ける。
友美(水野美紀)は、生存していた夫・俊哉(吉沢悠)との関係で苦悩する。
冴子(玄理)は、ひとりで子供を産む決意をする。そんなとき。。。
そして樹里(大政絢)は。。。
敬称略
脚本は、吉田紀子さん
演出は、片岡敬司さん
結局、俳優の問題もあるけど。
わずか10話程度の時間しか無い中で、4人をほぼ並列じゃ、薄いのは当たり前。
が、そこは、ある程度我慢出来るのだが。
根本的問題が2つある。
ひとつは、4つの案件に目新しさも無く、ベタすぎたことだ。
正直、始まった直後に、結末まで見えていたのだ。
そして、もっとも問題だったのは、キャラ描写。
魅力がないだけで無く、そこにある“人間描写”が雑だったことだ。
ハッキリ言って、恋ばかり描いて、どうする!
たとえ、恋バナであっても、それ以外も含めて“人間”を描いてこそ。
その“恋”に対して、何かを感じるのでは無いのか?
今作のような作品は、多々あるが。
ちょうど。。。某局の夜ドラで、男3人の。。。ってのがあったよね。
アレと大きく違うのは、キャラ描写。
たとえ、展開が面白くなくても、それなりにオモシロ味はあったのだ。
今作は、それさえ無い。
原作があるのも分かるが。
人数を減らしたり、キャラクターの変更や、話のバランスなど、
多少の変更、ローカライズが認められないならば、
こんな原作を選ぶべきじゃ無いです。
じゃなくても、
この程度の作品なんて、ザラにあるし。。。オリジナルで出来るでしょうに。
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最終更新日
2019年06月21日 22時55分23秒
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