うどんを食べた後、JR宇多津駅に戻ります。
再び列車で八十場駅で降り、七十九番札所高照院へ向かいます。
ところで、列車はディーゼルでなく電車でした。
徳島には電車が無いので、珍しいです(*^_^*)
相変わらず、雨はバシャバシャ降っています。
道をすれ違う人もなく、程なくして正面に白峰神社を見ながら
高照院の境内に入ります。人気が全くありません。
四国札所では珍しいことです。
お参りしてから白峰神社にお参りし、納経所に向かいます。
その間約三十分、誰にも会いませんでした(@_@;)
こんなことは納経時間前の早朝や納経時間後の夕方遅くを
除くと初めてです。
また来た道を戻り、再び八十場駅から国分駅まで列車に
乗り、八十番札所国分寺へ向います。
相変わらずの雨の中、国分寺の本堂へ向います。
ここは四国四県の国分寺の中で最も大きいお寺です。
しかし、本尊千手観音が日光の手前?
失礼ながら、国分寺の本尊様は薬師如来です。
多分、本物の本尊様は失われて、塔頭の本尊様が
残ったのでしょう。
ところで、国分寺と言えば以前にこんな話があります。
十五年ほど前の話ですが、五十二番太山寺を下って
いたところ、ある年配の女性から声を掛けられました。
「立派な声ですね。もう入られるお寺は
決まっているんですか?」
「いえ、私は素人ですが・・・」
「そうなんですか、私のお寺は○○の国分寺なんですが
娘が三人いるんですが、後継ぎがいないんですよ」
「国分寺なら大きいお寺ですから、来たい人は
多いのではないですか?」
「いえ、うちは小さいお寺なので・・・、良かったら
来ていただけませんか?」
なんという答えをしたのか憶えていません(*^_^*)
応じも断りもしない、曖昧な答え方をしたような気がします。
八十番札所の門前に「お遍路の駅」という幟があります。
前から気になっていました。
列車の時間もあるので、「無料休憩所」かと思い覗こうとすると
前に人がいます。
「昼食は終わったのでコーヒーならできます」
そういいながら、扉を開けて中へどうぞと言われます。
覗くと、お遍路さんでなく年配の方ばかり・・・
入ると・・・休憩所というより・・・
ただのお店ですね(*^_^*)
「お遍路の駅」という幟を上げて、お遍路さんを
招きいれようという作戦です。
コーヒーを一杯いただいて駅へ向います。
国分駅から高松駅へ向います。
時間は三時少し前、JR高松駅で下車して、琴電「高松築港駅」
へ向います。
向う途中でビックリするような光景を見ます。
高松駅前で「徳島ラーメン」が出店(@_@;)
なかなか大胆ですね。
うどん王国讃岐の中心部に特殊工作部隊がヘリで
降下したような感じですね(*^_^*)
琴電「高松築港駅」にもビックリ、切符を買って、
自動改札を抜けようとすると、切符の差し込み口が
ありません。
他の人は、定期をかざしながら通過しています。
うろうろしていると駅員さんが
「こちらからどうぞ」と言いながら
切符にハサミを入れました(@_@;)
カードをかざすだけで通過できる駅で「切符にハサミ」?
「切符にハサミ」なんて三十年ぶりぐらいでは
ないですかね?
若い人はご存じないかも知れませんが、昔、列車に乗る時には
切符にハサミを入れて、一部を切って改札を通った証明に
したんですよ。
それが未だにあるとは!(@_@;)
電車で一宮駅まで向います。
これ、残念でしたね。
少し前に、八十三番札所の田村神社まで来たんですよ。
その時、納経してもらえば・・・って何回も廻ってますから
関係ないですが(*^_^*)
お参りして再び一宮駅に戻ります。
琴電でビックリしたことがもうひとつ。
始発駅のはずなのに、
電車が入って来た、と思ったら、人が乗ったらすぐに
折り返して出発します。
確か、高松築港駅でもそうでした。
讃岐の人はせっかちなんですかね?(*^_^*)
高松駅から徳島へ向けて特急で戻ります。
五時過ぎの列車なんですが、結構満員でビックリ(@_@;)
雨は帰るまで降っていて、
雨にたたられた一日でした(*^_^*)
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