つくものカメラ旅行記 VOL.85 ★第56回こたんまつり アイヌ文化との出会い ~その1~★
こんにちは、今日は旭川市神居古潭で行われた「第56回こたんまつり」の模様 をお贈りします。昭和33年に第1回のこたんまつりが行われ、以来56年続いて いるアイヌの伝統的な祭りです。 こちらが旧神居古潭駅のホームで行われたこたんまつり開幕の模様です。 旧駅舎では鉄道グッズ,駅弁などの販売が行われていました。 こちらがこのカムイコタンにまつわる伝説ニッネカムイとサマイクルの話を紙芝居師の 三橋とらさんが紙芝居にして紹介してくれました。 この伝説はこの神威古潭の石狩川が急峻な流れを持つことから生まれた伝承です。 かつてこの地に住んでいたニッネカムイ(悪い神・魔人)がこの川を往来するアイヌ を溺れさせようと大きな岩を投げ込みました。それをヌプリカムイ(山の神)が見とが めてこの岩をどかせますが。怒ったニッネカムイがヌプリカムイと争いました。その時 英雄サマイクルがヌプリカムイに加勢したため、ニッネカムイは逃げようとしたところ 川岸の泥に足を深く沈めてしまい、動きが止まった所でサマイクルに切り殺されました。 こちらがニッネカムイが足を取られた跡があるというおう穴群です。 ニッネカムイとサマイクルが戦ったとき、サマイクルの太刀が勢いあまってまわりの 巨岩に打ちあたった傷が残っていると言われています。 こちらがアイヌ民族の伝統的な儀式カムイノミ・イナウ式です。 この地の神々(火の神、山の神、川の神、コタン一部落の神、幸福の神)に祈りを 捧げ、交通の安全と人々の幸せを祈願する儀式です。 こちらがカムイノミ(祈りを捧げること)をしているところです。イナウという木弊に祈り を捧げます。 それでは今日はこの辺で、次回こたんまつり アイヌ文化との出会い ~その2~ をお贈りします。 お楽しみに !!! いつもクリックありがとうございます。 またよろしくお願いします。