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カテゴリ:ドラマ
期待通り楽しませていただきました。
コメディとシリアスの変化のテンポもよかったし、 千秋とのだめ、全く性格も異なる二人が互いにささえになって、 壁や挫折を克服し自分を高めていくという、二人の魅力が十分に描かれていました。 千秋も指揮者として日本とヨーロッパとでデビューを果し、のだめも初のリサイタルを成功させ二人は軌道に乗り、その勢いで恋愛関係も進展しましたが、こうなると、次はいよいよ念願のピアノ協奏曲で二人が共演することですね。 それは次の特番でやるのでしょうか。 それにしても、今までこれほど感動的にオーケストラやピアノの演奏を聴いたことがありません。 ほんとうに音がキラキラと飛びはねて聞こえたりするんですね。 昨日の千秋のコンクールでの指揮、オーケストラの演奏もすごかったし、 今日ののだめのピアノリサイタルでの演奏も輝いていました。 そういえば、全然別の話ですが、うちの娘のやっているお琴の演奏でも、 家元先生の演奏は他の先生方とは一味も二味も音色が違います。 全く素人の私が聞いてもそうわかるぐらいだから、どの道にしても、 表現力もテクニックもその道を究めている、 というのは、やはりすごいことなんだと思います。 のだめが、挫折しているとき、オクレール先生が 「なんのためにここに来て、ピアノをひいてるのか。」 と問いかけますが、 これは何も音楽家だけではなく、私自身への問いかけでもあるという気がしました。 のだめは、壁を乗り越え、その問いへの明確な答えを見出しました。 自分のピアノで聴衆を楽しませ、感動してもらう。 それとともに自分を磨き、いつか千秋とともにピアノ協奏曲をやる。 ということでしょう。 では、私は何のために今の仕事をやっているのか。ということですが、 この問いに、心底から強い思いを持って、明快に答えられない限り 私自身の仕事に対するモチベーションは低い ということになります。 30代のときまでは明確な願望があり、 それにむかって仕事をしていたように思うのですが、 最近そういうものが薄れてきて、 惰性のまま守勢にまわって仕事をしているような気がします。 これが実は私の悩みのタネ。 ブログで今までさんざん「目標とか夢が重要」と書いてきたことなんですけど、 千秋やのだめにように、簡単に抜け出せないのかもしれません。 逆に娘の目標は今のところわかりやすい。 受験校も決まっているし、将来やりたい仕事も明快。 ただし、私からするともう少し高望みしてもいいのに、という不満はあります。 でも、高望みすることばかりが、いい結果を生むとも限らないし、 何が自分らしい、納得のいく人生になるかというのはわからない。 やりたいことがはっきりしているのだから、今はもうやりたいように進めるようにフォローするのが親としての務めかな、と思っています。 妻は妻で今の自分の仕事に満足しているようなので、、いろいろグチは言っていても、 モチベーションは高く、 今問題なのは、むしろ私かもしれませんね。(苦笑 のだめを見て、千秋やのだめが羨ましくなりましたが、 私も真剣に自分の願望・方向性を見つめなおす必要ありかなと思いました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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