えー、僕が「お笑い」というジャンルが好きだという話は何度か書いております。んで本日、落語を見に行きました。チケットをいただいちゃったのです。
開演前に僕の意識を変更させました。変更とは、僕の中のお笑いスイッチをガチャッと回すことです。
お笑いスイッチとは?
言うならば、マカロニほうれん荘のトシちゃん28歳のへそ近辺に付いている意識自動化ロータリースイッチみたいなもんです。
え?
意味不明?
つまり、M1グランプリを見るような高度お笑いフィルターレベルではなく、もっと素直で軽い冗談にも反応できるレベルにスイッチを入れることです。
もー少し砕いた表現だと、「隣の家に塀ができたってねぇ。かっこいい」にもきちんと笑いの反応が起きるように、大脳を柔らかくとでも言いましょうか。
失礼ですか?
あー、すみません。
落語とは、若手漫才と異なり、何度同じネタを聞いたとしても面白いもんです。それは同じ師匠であっても、別の師匠であっても。談志師匠の「芝浜」も円楽師匠の「芝浜」も、「芝浜」に違いは無いのですが、脳内に広がる江戸の風景や勝と妻の表情が違って描写されるのです。ついつい同じ場面で、ホロリとクスリと。
なんつーか、テレビという時間枠の中で練った現代劇を演じている芸人のネタばかり見ているので、マヒ気味になっていた自分への反省的スイッチだったのかもしれません。
そして開演。
ま、理屈はともかく。前座さんのネタは知っていましたが、途中に挿入されるアレンジも面白く楽しみました。真打ち師匠のネタは知らなかったのですが、次は何が来るのとワクワクしながら話芸から情景描写も含めて心から楽しめました。
スイッチはいらなかったようです。
また夢を見させてくだせぇ。
師匠の「芸」は磨かれたもの。僕も写真撮らなくっちゃ。ネタ枯渇だし(汗)
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