の更新をiPadで完結させるワークフローを考える
えー、実はここ数日の記事の話ですが、ほぼiPadで書いてアップしております。ソファでゴロリっとしながら書いております。ただし、文章をiPadで書くのは問題無いんですが、記事中に写真を使うための方法が自分の中で疑問だったです。しかし、昨日のグルメネタをアップする際に解決しました。つーことで、iPadでブログを更新する手順を、備忘録兼ねて説明したいと思います。エンゾーさん、必見ですぞ(笑)>ピンポイント攻撃大抵のブロガーさんがブログを更新する手順は、次のようなフローだと思われます。ただし携帯電話から直接アップする人ではなく、パソコンを中心として使う人のフローってことね。1. ネタを考える↓2. 写真が必要? 文章のみなら6番へ↓3. ネタに必要な写真を撮る。あるいは探す↓4. 写真をデジカメからパソコンへ取り込み、必要なら加工する↓5. 写真データをアップロードする(主に次の3パターン) a. ブログ付属のアップローダーで直接写真を貼る b. 利用しているサーバーのフォルダへFTP接続する c. Flickrやフォト蔵等の写真共有サービスを使う↓6. 記事を書く。参照サイトのURLや写真のリンク等のHTML記述もする↓7. 投稿して終了僕の場合、最初はレンタルブログ付属の写真表示サービスを使いましたが、容量とアップロードできるファイル形式に制限があることが不満で止めました。次に自分でサーバーを用意しました。これは制限がないので快適で、今も持続して利用しています。で、最近使い始めたのがFlickrとかfacebookです。ま、facebookはさておき、Flickrは便利ですよねぇ。もっと前から使っていれば良かったです。で、MacやPCからFlickrへ写真をアップロードするのは、なーんも問題ありません。いわゆるHTTPアップロードというブラウザを使うやり方で、一度に数枚をさくっと送ることができます。送ってFlickrのページに表示させたら、「View all sizes」のアクションから使いたいサイズを選んで、controlキーとクリック(Mac)か右クリック(PC)でコンテキストメニューを出して「画像のURLをコピー」し、ブログ記事本文中へ画像リンクタグと一緒にペーストしてあげれば良いのです。ところが、iPadだけでこれらのブログへ記事アップさせることを完結させるには、多少のテクニックと少々の投資が必要になるんです。そもそもの問題として、iPadはHTTPアップロードができない(と思う)んですよ。すなわち、パソコンだとアップロード画面によくある「ファイルを選択」的なボタンを使って、ファイルやデータ等が格納されている場所(内蔵や外付けのHDDやLAN接続の他のPC等)で選択すればアップロードしてくれるのですが、iPadって基本的にサファリからiPadの写真アルバム等の内部データへアクセスすることを禁じているんでしょう。したがって、iPadに保存してある写真をブログで使おうと思ったら、何らかの方法でどこかのサーバへアップロードしておく(クラウド化)必要が生じるわけですな。これらをふまえて、撮影からアップロードまでのワークフローを確立するため自分的に吟味して導入したのは、iPad Camera Connection Kit(3000円程度から各種。僕は↑の5inタイプ)とPhotogene for iPad(App storeで350円)です。要するに、WX5で撮影した写真をカメラコネクションキットでiPadへ転送し、Photogeneで加工してそのまま自分のサーバへFTPするか、Flickrへ送るかすればよいのです。Filckr自身に多少の写真加工アクションがありますが、WX5で撮影し生成されたデータは3000x4000ピクセルで約4MBと大きいですから、数枚をそのままFlickrへ送るのは重いです。だからある程度iPadの中で調整した方が楽だし確実性が上がるという判断です。と、ここまでは良かったんです。冒頭で書いた抱えた問題とは、iPadって右クリック的なことができないため、Flickrにおける単独写真表示のアドレス(単純に右クリックで画像URLをコピー)を入手できないのです。これについて大いに困りました。写真を使った記事を書くには、いちいちパソコンを使わなければならない、というフローに戻すのはバカらしいと感じました。ここで「ふっ」と思いつきました。iPadが発売になって10ヶ月、iPhoneだったら数年。Flickrとアップル謹製ガジェットとのアプリ的繋がりが沢山あるのに、この程度のことが対応されていないはずはない。と。で、探したらあっさり見つかりました。しかも、よく見ろよ的な場所に(汗)写真の表示サイズを決める「View all sizes」で写真を表示したその真下に、「Looking for the HTML code and photo file link? Check out this FAQ.」があるじゃないですか。リンク先のFAQを見ると{「Where is the HTML code and photo file link?」+++http://www.flickr.com/help/photos/#2265887}と正にジャストミートな質問と答えがありました。てへっ。英文を超訳すると、「色々なサイズの写真を表示させるためのHTMLタグが欲しい場合は、『Actions』の隣『Share this』の中に『Grab the HTML / BBCode』って項目があるぜ。そこで自分が欲しいサイズを選んでHTMLのリンクタグをコピーしてくれ」というらしいです。ビンゴ!これならiPadのコピー&ペーストの機能を使えば、ブログの記事編集ページへリンクを挿入できます。加えて、必要なタグが一式になっているので、flickrのリンクをコピペするだけで良いのがいいですね。つーことで、デジカメとiPadと無線LANとクラウドな環境があれば、ソファにゴロッと寝っ転がったまま、写真付きの記事が写真のクオリティも高くアップデートできるってことでありんす。あ、そうそう。大事なことをもうひとつ忘れておりました。今まで写真を加工するアプリといえば、「Photoshop Express」だったのになぜ「Photogene」に変更したか。無料に対して350円のメリットはあるのか。PhotoshopもiPhoneやiPadの写真加工アプリとしてなかなかの実力を持っていると思います。しかし、加工済みの写真をアップロードできる先が、iPadのライブラリかphoshop.comかfacebookの選択しかないからです。Photogeneはアップロード先だけで言えば、ライブラリやクリップボードへコピーはもちろん、Twitter、facebook、Flickr、DropBoxのネットサービスやFTPでサーバーへ直接ポイッと、もちろんメールにも対応していることろがグッドです。実はPhotogeneの実力はアップロードだけじゃなくて、写真の加工についてもPhotoshop Expressを凌駕しちゃってます。これを書き始めると更に長くなるので、次の写真を見て良さを想像してください。ヒストグラムも表示するし調整できるし、RGB別の調整もできるし、なによりPhotogeneよりも41.4倍高いPhotoshop エレメンツにも搭載されていないトーンカーブが使えるんですぜ!ダンナ!Photogeneの詳しい使い方は、つづく。