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Y子・・・
私がシドニーでの3年間のうち、後半の1年半を 過ごしたアパートの部屋は、このY子から引き継ぐ 形となった。 Y子は東京出身だが気取ったところがなく (東京モンは気取っていると思っている田舎モンですから、ワタシ) 気さくで、親しみやすい人だった。 私がY子の部屋に引っ越した後は、彼女は上の階に 移動した。 ピアノが得意で、部屋にはマイピアノまで置いていた。 すごく忙しい人で、めったに部屋にいない彼女だが たまにいるときは、自らピアノジャズなんかを 弾いていて、ワタシにとってなかなかいけるBGMだった。 Y子にはオーストラリア人らしき彼氏がいた。 ときたま彼氏はY子の部屋に泊まっていくようで、 夜のあの声も聞こえることもあった。 やがてY子は、アパートの近くにある一軒家に 友達と住むということで、このアパートからも越していってしまった。 そのお別れパーティーでだったか、どこでだったか 忘れてしまったが、Y子の驚くべき噂をきいてしまった。 ワーキングホリデービザでシドニーに暮らす日本人の中に Sという、大変若い男の子がいた。 日本食レストランですしを握っていた彼だが、シドニーに 来た当初、彼は童貞だったらしい。 童貞喪失を夢み、シドニーにやってきた彼、 日々、お相手を探していた。 そんな折、SはY子と知り合う。 当然Sの話題といえば童貞喪失の夢の話。 元々、えっち好きなY子は自分が相手になってあげることを 承諾したのもうなずける。 即行、二人はY子の部屋に行き事を済ませたそうな。 しかもY子はそれによっていくらかの報酬をもらったと 噂に聞く。 ・・・まてよ、その例の事を済ませた部屋っていうのは もしかすると私がY子から引き継いだこの部屋ですか? たぶん、このベットで・・・?? ベットを変えたいが、金はなし・・・ Y子といえば「よい人助けをした」とケロッとしているそうな。 さすが東京モンは考えが進んでいらっしゃる・・・ 今日も読んでくれて お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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